国内女子ツアーは、非シード選手を対象に年2回の『リランキング』(以下RR)を導入している。これはQTなどで決まった開幕時の出場優先順位をシーズン途中に入れ替える、というもの。“現時点で調子のいい選手がより多くの試合に出場できるように”することが目的となる。メルセデス・ポイントをベースに順位付けされたランキングによって決まり、上位30位付近までが中盤戦のほとんどの試合に出場できる目安となる。第1回は6月14日開幕の「ニチレイレディス」終了後に実施。残すところあと4試合。その動向は?
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河本結が盤石の1位キープ 宮田成華、高木優奈が4日間大会上位でpt上積み【国内女子リランキング動向】
国内女子ツアーは、6月14日開幕の「ニチレイレディス」終了後に開幕時の優先出場権を見直す第1回リランキングを実施。その最新動向は?
配信日時:2024年5月21日 23時00分
国内女子ツアーは、非シード選手を対象に年2回の『リランキング』(以下RR)を導入している。これはQTなどで決まった開幕時の出場優先順位をシーズン途中に入れ替える、というもの。“現時点で調子のいい選手がより多くの試合に出場できるように”することが目的となる。メルセデス・ポイントをベースに順位付けされたランキングによって決まり、上位30位付近までが中盤戦のほとんどの試合に出場できる目安となる。第1回は6月14日開幕の「ニチレイレディス」終了後に実施。残すところあと4試合。その動向は?
先週は獲得ポイントが大きい4日間大会の「ブリヂストンレディス」が行われた。RR突破に向けて大きな意味を持つ1戦で、現在1位の河本結が大会2位タイに入り、157.5ポイント(pt)を獲得。通算510.14ptで、1位の座を盤石なものとしている。今季は12試合に出場しトップ10が6回。2019年の初優勝から5年。米ツアー挑戦、コロナで狂った米参戦から帰国し不振の時間を経て、復活を遂げようとしている河本の優勝も近そうだ。
また同大会7位タイという結果で約62ptを獲得した昨年のプロテスト合格組の高木優奈が通算170.91ptでRR14位から9位にアップ。同じく大会7位タイフィニッシュの宮田成華が、RR26位から14位(120.12pt)までランクを上げた。
RR1位の河本についで、2位につけるのは鶴岡果恋(307.07pt)で3位に柏原明日架(270.53pt)が続く。昨年の第1回RRの30位が97.48ptだったことをふまえると、今年もこの辺りがボーダーラインになりそうだ。現在の30位は金田久美子(52.8pt)。今週の「リゾートトラストレディス」も4日間大会で、優勝300pt、2位で180ptが付与される。3位で135pt、5位90pt、10位で61.5ptが与えられる。
なお開幕時に対象選手のひとりだった臼井麗香は、3月の「アクサレディス」優勝により来シーズンいっぱいまでの出場権を獲得したため、RRからの“卒業”が決まっている。
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