6度目の挑戦で今年のプロテスト合格を果たした24歳の青木香奈子が、ブリスコムとマネジメント契約を締結した。
青木は宮崎県宮崎市出身で、2000年度生まれの“プラチナ世代”。10歳でゴルフを始め、高校卒業後は地元・フェニックスカントリークラブの研修生として練習に励んだ。4回目の受験となった2022年のプロテスト後は1度ゴルフから離れたが、半年後に練習を再開。カットラインに2打及ばず敗退となった翌年の2次プロテスト後には5年間務めたフェニックスCCを退社し、上京を決意した。
今年から出場したマイナビネクストヒロインゴルフツアーでは13試合に出場し、6度のトップ10入り。10月には同ツアー初優勝を挙げた。そして、6度目の挑戦で初めて進出した最終プロテストでは、カットラインギリギリのトータル4オーバー・19位タイで合格をつかんだ。
攻めのゴルフが信条のショットメーカーで、ドライバー平均飛距離は250ヤード。ゴルフスイングを投稿している自身のインスタグラムのフォロワー数は約5万人を誇り、YouTubeに出演すると再生回数を稼ぐことから“再生回数女王”の呼び声も高い。
同社は女子プロゴルファーの三ヶ島かな、小野祐夢、田辺ひかり、下川めぐみ、青木の高校の先輩でツアー通算2勝の永峰咲希が在籍。青木が6人目の契約選手となる。今回の契約について、「心強いです。来年はステップ・アップ・ツアーが主戦場なので、まずはそこでの初優勝を目指し、精進していきたいと思います」とコメントした。