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【記者の目】硬くて速いグリーン、長いラフ、柔らかいバンカー… 選手泣かせの“難セッティング ”をどう見る?

【記者の目】硬くて速いグリーン、長いラフ、柔らかいバンカー… 選手泣かせの“難セッティング ”をどう見る?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年5月8日 19時31分

「あ〜、疲れた〜」

国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」のクラブハウス前。ラウンドを終えた多くの選手が、他の選手や関係者らを見つけるやいなや、こんな言葉を口にする場面をよく見かけた。体力的に疲れているのはもちろんだろう。だが、原因はそれだけではなかったようだ。

【フォトギャラリー】難コースと戦う選手の表情は? サロンパスカップ写真集

この大会をトータル3オーバー・8位タイで終えた藤本麻子は、「体よりも頭が疲れました。コースが難しいので考えながらのプレーが続いて、リーダーボードを見る余裕もありませんでした」と、ホールアウト後の疲れの原因を口にした。藤本だけでなく、「セッティングが難しい」、「神経を使う」、「守りに徹しました」などなど。表現の差こそあれ、話を聞く選手は皆、口をそろえてコースの難しさを訴えた。

開幕前に行われたコース説明の会見冒頭。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の原田香里大会実行委員長は、セッティングについて「難しいです」といい切った。そのポイントについては「小さいうえに、硬くて速いグリーン」、「新潟県の山砂に入れ替えて柔らかくなったバンカー」、「長いラフ」の3点を挙げ、コースマネジメントとショートゲームが攻略の糸口になると説明した。「世界に通用する選手を育てたい」という思いから難コースを用意したLPGAの思惑は、選手の声を聞くとばっちりハマったことが分かる。

しかし、誤算もあった。優勝スコアについて原田委員長は、「1日3アンダー。4日で12アンダー」を想定していると語った。しかし、フタを開けると優勝した申ジエ(韓国)でもトータルスコアは3アンダー。トータルでアンダーパーだったのは、最終日に激闘を繰り広げた最終組のジエ、鈴木愛イ・ジョンウン6(韓国)の3人のみだった。このギャップはなぜ生じたのか。

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