＜ほけんの窓口レディース 事前情報◇10日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース（6,292ヤード・パー72）＞

5月11日（金）に開幕する「ほけんの窓口レディース」で、地元優勝を狙う福岡県出身の福田真未。開幕前日に行われたプロアマでは、元福岡ソフトバンクホークスの監督である秋山幸二氏とラウンドした。

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秋山氏とは旧知の仲だという福田。野球界のレジェンドとしての経歴はもちろん知っており、また沖学園高校の後輩に秋山氏の娘の真凜さんがおり、父親としての側面も知っている。ともにプレーするのは2度目で「今日もすごく飛ばしていましたね。とにかく考えが深く、たくさん学ぶところがありました。だからゴルフがお上手なのでしょう」と先輩アスリートから多くの刺激を受けた。

秋山氏以外にもホークスの選手と交流があり、タイミングが合えばヤフオクドームに訪れたりと「何かとホークスに縁があります」という福田。昨年の初優勝時には、"ホークスの看板選手の気概"を思い返すことで、自身の気持ちを高めたのだとか。

「伊藤園レディス前週の日本シリーズ第六戦。内川（聖一）選手がホームランを打ち、土壇場で追いついて、逆転勝利して優勝を決めた試合を観ていたんです。ホークスは明らかに負ける流れで、応援している私も“厳しい”と思ったくらい。内川選手はとてつもないプレッシャーのなかで、"どういう気持ちで打席に立ったんだろう？"と考えてみた。きっと自分のやることに集中していたんだろう、と。私も当時はシード争いの真っただ中で調子も上がらない時期でした。ですが（内川のように）"追い込まれてもやるべきことに集中しよう"と考えるようになったら、いきなり優勝することができたんです」