<ほけんの窓口レディース 最終日◇13日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,292ヤード・パー72)>
上がり3ホールで勝利がスルリとこぼれ落ちた。15番ホールでチップインバーディを奪い、2位に2打差をつけて首位に立っていた菊地絵理香は、そこから連続ボギーでスコアを落とし逃げ切れず。今季初勝利には手が届かなかった。
【写真】チップインバーディを決めた菊地 一時は優位に立ったが…
「流れは私に来ていたと思う」と15番までは完全に菊地のペース。だが、「後半は雨と風が強くなって難しくなった」と2ホール連続で“寄らず入らず”のボギー。6mにつけた最終18番では、同スコアで1mにつけている鈴木にプレッシャーをかけられる場面だったが、このバーディパットがわずかにショート。鈴木がウイニングパットを決めて敗戦が決まった。
対峙したことで、改めて鈴木の強さを感じた。「心が強いと思いましたね。どんなに長いパーパットでも“入れる気”しか感じない。タッチを出して入りそうな雰囲気が出ている」。女王の醸し出す雰囲気は、相当なプレッシャーだ。
首位から出て逆転された「ヤマハレディース」、プレーオフで敗れた「フジサンケイレディス」に続き、これで今季3度目の惜敗。「最後の大事なところで決めきれない。その理由は技術なのか、それとも気持ちが問題なのかは分かりません。メンタルを補える技術があれば大丈夫だと思いますが、まだ、結局決め切れていません。練習しかないと思います」。フジサンケイ-後、アン・ソンジュ(韓国)に「勝負強くなりなさい」と言われたショットメーカーは、日々の努力に答えを求めた。(文・秋田義和)
上がり3ホールで勝利がスルリとこぼれ落ちた。15番ホールでチップインバーディを奪い、2位に2打差をつけて首位に立っていた菊地絵理香は、そこから連続ボギーでスコアを落とし逃げ切れず。今季初勝利には手が届かなかった。
【写真】チップインバーディを決めた菊地 一時は優位に立ったが…
「流れは私に来ていたと思う」と15番までは完全に菊地のペース。だが、「後半は雨と風が強くなって難しくなった」と2ホール連続で“寄らず入らず”のボギー。6mにつけた最終18番では、同スコアで1mにつけている鈴木にプレッシャーをかけられる場面だったが、このバーディパットがわずかにショート。鈴木がウイニングパットを決めて敗戦が決まった。
対峙したことで、改めて鈴木の強さを感じた。「心が強いと思いましたね。どんなに長いパーパットでも“入れる気”しか感じない。タッチを出して入りそうな雰囲気が出ている」。女王の醸し出す雰囲気は、相当なプレッシャーだ。
首位から出て逆転された「ヤマハレディース」、プレーオフで敗れた「フジサンケイレディス」に続き、これで今季3度目の惜敗。「最後の大事なところで決めきれない。その理由は技術なのか、それとも気持ちが問題なのかは分かりません。メンタルを補える技術があれば大丈夫だと思いますが、まだ、結局決め切れていません。練習しかないと思います」。フジサンケイ-後、アン・ソンジュ(韓国)に「勝負強くなりなさい」と言われたショットメーカーは、日々の努力に答えを求めた。(文・秋田義和)