2018年の女子ツアーを語る上で欠かせないワードとなりつつある“黄金世代”。この言葉は昨年プロテスト初受験を迎えた1998〜99年生まれの選手への呼称で、15歳という若さで「KKT杯バンテリンレディス」を優勝した勝みなみをはじめ、16年に「日本女子オープン」を史上初めてアマチュアで制した畑岡奈紗。新垣比菜、吉本ひかるはプロ転向前にステップを優勝するなどアマチュア時代からプロトーナメントで活躍していた世代である。
【関連写真】ベテランの復活を多くのギャラリーが見守った
17年のプロテスト後も勝、吉本がステップで優勝、畑岡が「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」を制覇した翌週に女子オープンで連覇。さらにプロ転向後フル参戦初年度となる今シーズンは、新垣が「サイバーエージェントレディス」で初優勝を挙げたほか、毎週のように黄金世代の面々が上位に入り、ツアーを盛り上げている。
一方で「ほけんの窓口レディース」ではベテラン勢が大会をにぎわせた。40歳の大山志保が頸椎椎間板ヘルニアを乗り越え、昨年9月以来となるツアー復帰。さらに30歳の有村智恵が12年以来、同い年の原江里菜も16年以来のトップ5フィニッシュと存在感を大きく示した。
30歳の選手をベテランと呼ぶことに賛否両論あるかもしれないが、ほけんの窓口レディースまでの優勝者の平均年齢が25.09歳であることを考えれば中堅よりも上であるといえるだろう。そんなベテラン勢と同組で回る黄金世代の選手たちは彼女たちから何を感じているのか。
今大会で飯島茜とラウンドした勝は、「粘り」を感じたという。「12年にわたりシードを保持し続けた方だけあって、すごくしぶといゴルフをされる。アプローチなどでもそうです。すごい粘り強さ。私にはまだまだできないことが多い」。
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一方で「ほけんの窓口レディース」ではベテラン勢が大会をにぎわせた。40歳の大山志保が頸椎椎間板ヘルニアを乗り越え、昨年9月以来となるツアー復帰。さらに30歳の有村智恵が12年以来、同い年の原江里菜も16年以来のトップ5フィニッシュと存在感を大きく示した。
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今大会で飯島茜とラウンドした勝は、「粘り」を感じたという。「12年にわたりシードを保持し続けた方だけあって、すごくしぶといゴルフをされる。アプローチなどでもそうです。すごい粘り強さ。私にはまだまだできないことが多い」。