毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、”試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【中京テレビ・ブリヂストンレディス編】。
悔しいパット後も充実の表情を見せる「中京テレビ・ブリヂストンレディス」LIVE写真館はこちら
国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス」は、ぺ・ヒギョン(韓国)が逆転でのツアー初勝利を飾ったが、ヒギョンと同じく「65」をたたき出し、猛チャージをかけたのは一ノ瀬優希。トップ3フィニッシュは2015年以来。試合後には「自分はまだまだ戦えると思っていますし、若い頃よりも技術や気持ちの面で強くなっている。今年はすごく楽しみ」と語った。
プロ7年目の2013年「Tポイントレディス」でツアー初優勝を果たし、翌2014年に年間2勝を挙げ、ツアーの中核選手に。不動裕理、古閑美保から続く、上田桃子、有村智恵、笠りつ子ら”強い熊本女子”の一角として名を上げた。以後は、怪我と戦い、順風満帆とはいかないまでもシード選手としての地位を固めてきたが、2016年にシード権を喪失。同年はミーティング委員長として奔走する立場のなか、4月に故郷・熊本に大地震が襲い、チャリティ活動も積極的におこなった。また抱えていた鎖骨痛をかばいながらの影響で左親指を痛めるなどのアクシデントもあった。
「中京テレビ・ブリヂストンレディス」での活躍は一ノ瀬の復調を予感させるものだが、今大会、ロープ内で彼女の表情を撮影した米山聡明カメラマンは、一ノ瀬の”ひと言”から”充実と余裕”を感じたという。
「一時期はすごく痩せてみえるなど、撮影していても、心労を受けている印象があった。ですが、今大会最終日の表情は非常に充実していました。この日は、アン・シネ、カリス・デイビットソンとのペアリング。コース内ですれ違ったときに、"彼女たち、足が長いですよね。私なんて…ね(笑)"と声をかけられた。発言自体は自虐的。ですが、表情や立ち姿は自信に満ちあふれた堂々としたもの。ファインダー越しでも、当時のオーラが戻ってきたような笑顔が印象的でしたね(米山カメラマン)」
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国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス」は、ぺ・ヒギョン(韓国)が逆転でのツアー初勝利を飾ったが、ヒギョンと同じく「65」をたたき出し、猛チャージをかけたのは一ノ瀬優希。トップ3フィニッシュは2015年以来。試合後には「自分はまだまだ戦えると思っていますし、若い頃よりも技術や気持ちの面で強くなっている。今年はすごく楽しみ」と語った。
プロ7年目の2013年「Tポイントレディス」でツアー初優勝を果たし、翌2014年に年間2勝を挙げ、ツアーの中核選手に。不動裕理、古閑美保から続く、上田桃子、有村智恵、笠りつ子ら”強い熊本女子”の一角として名を上げた。以後は、怪我と戦い、順風満帆とはいかないまでもシード選手としての地位を固めてきたが、2016年にシード権を喪失。同年はミーティング委員長として奔走する立場のなか、4月に故郷・熊本に大地震が襲い、チャリティ活動も積極的におこなった。また抱えていた鎖骨痛をかばいながらの影響で左親指を痛めるなどのアクシデントもあった。
「中京テレビ・ブリヂストンレディス」での活躍は一ノ瀬の復調を予感させるものだが、今大会、ロープ内で彼女の表情を撮影した米山聡明カメラマンは、一ノ瀬の”ひと言”から”充実と余裕”を感じたという。
「一時期はすごく痩せてみえるなど、撮影していても、心労を受けている印象があった。ですが、今大会最終日の表情は非常に充実していました。この日は、アン・シネ、カリス・デイビットソンとのペアリング。コース内ですれ違ったときに、"彼女たち、足が長いですよね。私なんて…ね(笑)"と声をかけられた。発言自体は自虐的。ですが、表情や立ち姿は自信に満ちあふれた堂々としたもの。ファインダー越しでも、当時のオーラが戻ってきたような笑顔が印象的でしたね(米山カメラマン)」