＜NEC軽井沢72ゴルフトーナメント　事前情報＞◇11日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(6,637ヤード・パー72)

　国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースを舞台に14日(金)に開幕を迎える。今大会には「エビアン・マスターズ」で悲願の米ツアー初優勝を挙げ、その翌週のメジャー「全英リコー女子オープン」で優勝争いを演じた宮里藍、同じく米ツアーで活躍する宮里美香、そして先週の「アクサレディスゴルフトーナメント」で今季初勝利を挙げた上田桃子が出場。ディフェンディングチャンピオンの原江里菜、賞金ランキング首位の横峯さくら、ホステスプロを務める福嶋晃子らと激しいバトルを繰り広げる。

全英女子OP、藍は惜しくも届かず3位タイフィニッシュ

　7日(金)に帰国した宮里藍はこの日コース入りし早速18ホールを練習ラウンド。移動の疲れも見せず「日本のグリーンとアメリカのグリーンでは違いがあるので、ラインとコロがりをチェックしました」と元気にコメントした。コースについては「すごくグリーンの状態が良いのでスコアが出るのでは。毎年優勝が2ケタアンダーですけど今年も2ケタいくと思います」と今年もスコアの伸ばしあいになると予想。昨年は原江里菜が大会記録となるトータル21アンダーで優勝を飾っているが「フェアウェイを外さなければ良いスコアが出ると思うので頑張ります」と上位進出に自信をのぞかせた。

　今季の活躍からもわかるようにゴルフは依然として絶好調。「目の前の1打に集中することをテーマにやっています。そのテーマで打てているから結果が出ているんじゃないかな」これまで以上に多くの注目を集めることとなる日本でもやることは変わらない。米ツアー平均ストローク7位の安定感で06年の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」以来の国内ツアー制覇を狙う。