＜リゾートトラスト レディス 初日◇25日◇関西ゴルフ倶楽部（6,569ヤード・パー72）＞

先週のいい流れを上手く持ち込めなかった。3試合連続で日本ツアーに出場している、その3試合目「リゾートトラスト レディス」の初日にアン・シネ（韓国）は2バーディ・3ボギーの「73」と伸ばしあいについていけず。1オーバー・57位タイとやや出遅れた。

丁寧に握手を交わす小祝さくら＆セクシークイーン

原因はショットの不調。「自信を持って打てていません。自信があるときはたとえ距離が残ったとしても良いイメージで打っていけるのですが、今週は不安もあってフィニッシュまでスムーズにいけていません。クラブに体を持っていかれているような感じです」と表情は曇る。「言うなれば、私がクラブをコントロールしなければいけないのに、クラブに私がコントロールされている。そんな感じでしょうか」。シネらしいウィットに富んだ言い回しも、どこか悲しく聴こえる。

そんなこの日は小祝さくら、三浦桃香といういわゆる黄金世代の2人とのラウンドだった。2人に対し、シネはどんな印象を抱いたのだろうか。

まずは小祝について。「昨年のファイナルQTで一緒に回ったのですが、ショットが正確でゲーム運びが大人びている印象を受けました。今日もゲームの組み立てが上手かったです。熟練というか若いのに考え方がクレバーな印象です」。