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初優勝のショットメーカー岡山絵里に見る、前傾を崩さない技術【辻にぃ見聞】

初優勝のショットメーカー岡山絵里に見る、前傾を崩さない技術【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年5月29日 17時52分

国内女子ツアー「リゾートトラスト レディス」で岡山絵里が初優勝を挙げた。優勝スコアはトータル13アンダー。2桁アンダーに達したのは8人とツアーでも有数の伸ばしあいとなった戦いを上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が深層を語る。

【連続写真】岡山絵里のオンプレーンスイングを後方から!

■「うらやましい」スイングをする岡山絵里には参考にする点が多い
2014年以来となる関西ゴルフ倶楽部で行われた今大会。大きくてアンジュレーションがきついグリーンが特徴のコースだが、思いのほか伸ばしあいに。辻村氏は要因としてグリーンの硬さとピンポジションを挙げる。

「ラフからでもチャンスを作れるグリーンの軟らかさでした。そのラフもフライヤーはするが引っかかることは少なく、キャリーが出るタイプのラフでした。長いクラブでもグリーンで止められるからツアーでは比較的長い総距離でも苦にならない。そしてすり鉢状の真ん中にピンを切られているホールもいくつかあり、ショットがカップに吸い込まれるように寄っていく。だから、バーディ合戦が得意のガンガン攻めていくタイプの選手の活躍が目立ちました」

そんな攻撃的なショットメーカーの1人が優勝した岡山だった。現在6位と高いパーオン率は、辻村氏が見ていて「うらやましいと思う1人。プレーを見ていてポテンシャル、センスの高さを感じますね。きっとゴルフではないスポーツをやっていてもうまいでしょう」とまで語るスイングにある。その肝はどこにあるのか。

「実際にスイングの後方からの映像にテレビのリモコンなどを当ててもらえば分かると思うのですが、岡山さんは構えたアドレスのシャフトが作る角度の線どおりに上がって、トップからクラブが降りてくる。そしてフィニッシュのシャフトの角度もアドレス時のそれと平行です。スイングプレーンで一切波を打つことがありません。なぜこれができるかというと、体が一切浮かず前傾角度がアドレスから崩れないからです」。

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