＜CAT Ladies　2日目＞◇22日◇大箱根カントリークラブ(6,648ヤード・パー73)

　神奈川県の大箱根カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー「CAT Ladies」の2日目。4アンダー首位タイスタートの古閑美保が、5バーディ・2ボギーでまわりスコアを3つ伸ばしてトータル7アンダーでホールアウト。単独首位となり、大会連覇と今季初勝利に王手をかけた。1打差の2位タイにはイム・ウナ(韓国)、諸見里しのぶ、福嶋晃子の3選手。横峯さくらはトータル5アンダー5位タイの位置につけている。

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　「昨日よりショットの調子は悪かった」と語った古閑は、2番でセカンドを外しボギーとしたが4、6番でバーディを奪い前半を1アンダーで折り返した。昨日はパー5で3つのバーディを奪ったが、この日は1つも奪えず15番パー5では3打目をグリーン奥につけてしまいボギー。「ロングは獲っていかないといけないですね」と反省したものの、スコアは3つ伸ばし単独首位となって2日目が終了した。

　ぴったり2位につけている諸見里については「一緒にまわっててショットは安定しているし、今年1番調子良いゴルフをしてるなと。自信を持ってるし不安もない」と感じている。だが、古閑自身は「私は手探り状態でやってるので考え方が違う。それでもスコアは変わらないので、それなりのゴルフをすれば勝てると思います」と暗中模索ながら自分のスタイルは変えないつもりだ。明日は「最終日にスコアを伸ばすことは常に目指しています。落とすようなことはしたくない。自分が伸ばすだけです」今季初優勝と大会連覇を目指す。

　1打差で追う諸見里は「明日は66が目標。先週も出せてるので出せないことはないと思う。今日は(ショットの)ミスが目立ったけど、その辺を修正できれば出せるスコアだと思います」と強気のコメントを残した。