＜ヨネックスレディス 最終日◇3日◇ヨネックスカントリークラブ（6,422ヤード・パー72）＞

国内女子ツアー「ヨネックスレディス」の最終日。6アンダー・単独首位からスタートした大山志保が、トータル10アンダーまでスコアを伸ばし、復活を予感させる優勝を果たしたが、後続は混戦模様となり、トータル6アンダー・2位タイは4人。上田桃子、大出瑞月、木村彩子、そしてこの日「66」と6つスコアを伸ばした勝みなみがつけた。

【写真】大山志保、最終日で渾身のガッツポーズ！

前半9ホールを2バーディ・1ボギーとすると、後半は5バーディ・ノーボギー。最終18番パー5では、5mのバーディパットを見事沈めて、声援にこたえるガッツポーズ。「これを入れたら2位。絶対に入れたかった。本当に良かったです」と試合後には笑顔を見せた。

先週の「リゾートトラストレディス」では岡山絵里とのプレーオフの末、優勝を逃したが、今季自己最高の2位。2戦連続での2位フィニッシュとなったが、「継続すれば、いつかは（優勝が）来ると思う。最終日に伸ばすことも今年のテーマのひとつなので、今大会は目標が達成できました。来週は難しいコースという印象がありますが、トップ5に入れるように頑張りたい」と、次週の「宮里藍 サントリーレディス」へ向けて意気込んだ。（文・標英俊）