毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【ヨネックスレディス編】。
【写真】優勝を決めて両手を突き上げる大山志保
ツアー復帰4戦目で優勝を飾った大山志保。大きな拍手に包まれた最終18番グリーンに上がってきたときには、すでに涙を拭っていた。29歳だった2006年、38歳だった2015年、そして41歳になったばかりの今大会と、新潟での栄冠は3度目。優勝スピーチ後に、鈴木祥カメラマンらが大山に“万歳”のリクエストをすると、地元ギャラリーとの一体感が自然に生まれた。
「受け取った花を手に、リクエストどおり、万歳してくれた大山プロ。すると後方のギャラリーも呼応するように万歳をはじめました。応援団ではなく、一般のギャラリーの方々。大山プロの愛される個性がそうさせた瞬間だと思いました」(鈴木カメラマン)
大会期間中から新潟のファンへの感謝を述べていた大山だが、優勝の瞬間に立ち会えたギャラリーも温かい気持ちになっていたことだろう。
【写真】優勝を決めて両手を突き上げる大山志保
ツアー復帰4戦目で優勝を飾った大山志保。大きな拍手に包まれた最終18番グリーンに上がってきたときには、すでに涙を拭っていた。29歳だった2006年、38歳だった2015年、そして41歳になったばかりの今大会と、新潟での栄冠は3度目。優勝スピーチ後に、鈴木祥カメラマンらが大山に“万歳”のリクエストをすると、地元ギャラリーとの一体感が自然に生まれた。
「受け取った花を手に、リクエストどおり、万歳してくれた大山プロ。すると後方のギャラリーも呼応するように万歳をはじめました。応援団ではなく、一般のギャラリーの方々。大山プロの愛される個性がそうさせた瞬間だと思いました」(鈴木カメラマン)
大会期間中から新潟のファンへの感謝を述べていた大山だが、優勝の瞬間に立ち会えたギャラリーも温かい気持ちになっていたことだろう。