＜ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント　2日目＞◇5日◇みずなみカントリー倶楽部(6,514ヤード・パー72)

　岐阜県にあるみずなみカントリー倶楽部で開催中の、国内女子ツアー「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」の2日目。7アンダー単独首位でスタートした横峯さくらは、2バーディ・1ボギーでスコアを1つしか伸ばせずトータル8アンダーでホールアウト。古閑美保、川原由維、全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)、諸見里しのぶが追い上げを見せたため、首位に5選手が並ぶ大混戦となった。

古閑、さくらの写真満載｢女子プロ写真館」

　出だしの1番をボギーでスタートした横峯。この日はショット、パットに精彩を欠き、我慢のゴルフを展開。序盤で同組の諸見里に首位を譲ると、追いつけないまま後半に突入した。10番でようやく最初のバーディを奪った横峯だったが、いい流れは呼び込めない。13番のバーディで諸見里に並んだものの、それ以降は思うようなプレーができずスコアを1つ伸ばしただけで2日目が終了。「今日はパットが入らなかった」と悔やんだものの何とか首位は堅守。「今日はこういう日かなと考えて、明日は頑張ります」と気持ちを引き締めた。

　一方、この日ノーボギーと安定感のあるゴルフを見せたのが古閑、諸見里、全の3選手。今季初優勝を目指す古閑は「チャンスで決めきれなかった」と反省するところもあったが、しっかりとパーを重ね前半で1つ、後半で2つバーディを奪いホールアウト。賞金女王レースで首位を走る諸見里も崩れる気配を見せず「明日は1番ホールからバーディを目指して頑張ります」と気合い十分。2週連続優勝を狙う全は安定したショットを武器にスコアを伸ばしていった。川原も最終18番でバーディを奪い首位タイに浮上、明日の最終組が決まった。

　1打差の単独6位には斉藤裕子、2打差の7位タイには有村智恵ら5選手がつけ大混戦となった今大会。最終日の熾烈な優勝争いから誰が抜け出すのか、最後まで目が離せない。