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2年間で作り上げた成田美寿々のパッティング 世界1位と同じ動きに成長を感じた【辻にぃ見聞】

2年間で作り上げた成田美寿々のパッティング 世界1位と同じ動きに成長を感じた【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年6月13日 14時25分

有村智恵は体の“バラバラ感”が無くなった!
一方、その成田に敗れた有村は、最終日の優勝争いという意味でいうとプレーオフでイ・ボミ(韓国)に敗れた12年の「伊藤園レディス」以来。アメリカツアー撤退後では、初めてカップが見える位置での戦いだったといえる。辻村氏も有村のプレーを見ていて「ようやくいい時の感覚を取り戻しつつあるな」と感じた。

「アメリカから戻ってきたときに、球が弱く、飛ばなくなっていた印象を受けていました。2012年に日本女子プロ選手権を勝ったときは強く大きく滞空時間の長いボールを打つ印象でした。有村さんといえばピンをデッドに差すフェードが持ち味でしたが、フェードというよりはこすれたスライスになっていました。体が開いて、クラブが入ってこない。入ってこないから手でボールを掴まえようとしてしまう。だからスライスだけでなく、チーピンも出ていました。ポイントポイントをチェックするあまり、スイング全体の連動性が失われていた。ですがスイングに連動性が出てきて、一体感が生まれて滑らかになり、タイミングが良くなった印象を受けました」。

ショット以外での部分でも、強かった有村が戻ってきつつあると続ける。「有村さんは集中力というか、ゾーンに持っていきかたがすごく上手い選手。一度スイッチが入れば、バーディが止まらなくなるタイプ。ですが、アメリカに行って低い位置でゴルフすることが体に染み付いてしまい、その感覚を失いつつあったと思います。ですが今大会の初日に「65」を出したように、徐々に思い出しつつある。実際、今大会もどちらが勝ってもおかしくなかったですからね」。

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子比嘉真美子藤崎莉歩小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。

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