＜日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯　3日目＞◇12日◇岐阜関カントリー倶楽部・東コース(6,632ヤード・パー72)

　岐阜県の岐阜関カントリー倶楽部・東コースで開催されている、国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3日目。朝から雨が降りしきる中、単独首位スタートの諸見里しのぶがスコアを2つ伸ばし首位をがっちりキープ。途中2度の中断に見舞われたが、集中力を切らすことなく2位に2打差をつけトータル7アンダーで明日の最終日を迎える。

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　5番で下りのスライスラインを決めて最初のバーディを奪った諸見里。雨にも動じず自分のプレースタイルに徹する。バランスのいいスイングは安定したショットを放ち、グリーンを外しても絶妙なアプローチでOKに寄せる。難コンディションを感じさせないプレーでスコアをまとめていった。8番のバーディの後、9番で唯一のボギーを叩き10番で雨が激しくなってきたが集中力を切らさずチャンスにつけバーディ。11番のティショットをフェアウェイに運んだところで中断し「良い流れのまま中断になったのでラッキーだな」と休み過ぎることなく、適度にエネルギーをとりながら再開を待った。

　「不思議と今日が1番冷静だった」と振り返った諸見里はその後も崩れることなく、大事な上がり3ホールもパーでまとめトータル7アンダー。今季のメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」に続く公式戦連覇と自身の目標である2週連続優勝に王手をかけた。

　「メジャーの2打差はあってないようなもの。久しぶりの単独首位スタートなので、それを守りたい気持ちはある。良いパットをして、バーディを重ね少しでも上に上に、スコアにこだわっていきたい」と語った諸見里。貫禄のゴルフで最終日を締めくくりにいく。