＜ニッポンハムレディスクラシック 初日◇6日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース（6,378ヤード・パー72）＞

4年ぶりのツアー優勝に向けて、1アンダー・17位タイで大会初日を終えた一ノ瀬優希。今季はケガもあって開幕から2戦を欠場するなど出遅れ気味だったが、5月の「ほけんの窓口レディース」で11位タイに入ると、翌週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では2位タイ。3年ぶりのトップ3を決めると、翌週も11位タイで好調の波に乗ったかと思われた。しかしそこからは一転、3週連続で予選落ちとなってしまった。

【画像】これがPINGの最新アイアンだ

2年間、手放している賞金シード復帰を目指し、今季はQTランク14位の資格で前半戦に出場し、2週連続の好成績もあってリランキングで11位。中盤戦への出場権を確保した。そして、1週間のオープンウィークを挟んで臨んだ「ニッポンハムレディスクラシック」では、4試合ぶりの予選通過に前進している。

いやな流れを食い止めたいところで先週のオープンウィーク。ここでの“ある出会い”が後半戦の起爆剤になるかもしれない。一ノ瀬が用具契約するPINGがまもなく発表するとうわさの『i210』アイアンをテストし、今週、即投入。「これまでの一ノ瀬さんなら、すぐニューモデルに替えることはあまりない」と同社の担当者も話すとおり、クラブへのこだわりや信頼をそう簡単には変えられないタイプだ。

「構えた感じがしっくりきて、以前使用していたモデルよりも、少しですが飛距離が出る感じがします。球も高くなりましたし、打感がすごくよくて、気持ちいい。とにかく顔がいいですね」と、今回は自身でも驚く“一目ぼれ”だったことを明かす。