＜ニッポンハムレディスクラシック 2日目◇7日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース（6,378ヤード・パー72）＞

「ニッポンハムレディスクラシック」初日は寒さと風のなか、勝みなみが圧巻の7バーディで首位に立った。現在バーディ数でツアー1位、バーディ率3位と攻めるゴルフが信条の勝。2日目も攻撃の手を緩めることなく、プロとしてのツアー初優勝に向けてさらにスコアを伸ばしたい。

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2位につける永井花奈の持ち味は堅実さ。フェアウェイを外さないショットに加えて、ショートウッド、ユーティリティを駆使してコースを攻めるスタイル。小技にもさえを見せ、安定感あるゴルフで勝をおびやかし、昨年10月以来のツアー2勝目へとつなげたい。

3位の新垣比菜は、「そこまでいい感じではない」としながらも、2打差の3位で初日を終えた。4月にはツアー初優勝を飾っており、勢いに乗っている。謙虚な言葉とは裏腹に、スケールの大きなゴルフが魅力。「バーディをたくさん獲ってボギーを抑えたい」と、ムービングデーを見据える。

若手の3人に続くのはテレサ・ルー（台湾）、佐伯三貴、アン・ソンジュ（韓国）らベテラン勢。「若手も出てきてレベルがアップしています。私たちの世代も頑張ってツアーを盛り上げたい」と意気込むソンジュ。佐伯はシードを落としてのシーズンで復活を目指し、昨年4勝のテレサは今季初優勝に向け調子を上げてきた。