<ニッポンハムレディスクラシック 最終日◇8日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(6,378ヤード・パー72)>
先週の日曜日に20歳の誕生日を迎えたばかりの勝みなみ。20代最初の大会は、初日単独トップスタートから、終わってみれば10位タイだった。「2日目も最終日も大変でしたが、なんとか乗り切った部分は自分でも評価していいのかなと思います」。
【写真】最終日の熱戦を特選フォトギャラリーで振り返る
前日は荒天の中で「75」とスコアを大きく落とした。巻き返しを図った最終日は、8番までに2つスコアを伸ばしたが、9番のティショットで「フェアウェイ方向に飛んで、確かに落ちたのはラフだったのですが、見つからなくて」と、無念のロストボール。打ち直しのため走った影響もあってか、ここでダブルボギー、折り返した10番もボギーとしたが、そこから4バーディ・1ボギーにまとめて、なんとかトップ10は死守した。
プロとしてのツアー初優勝はお預けとなってしまったが、兆しは見えてきた。ショットには不満が残るが、「パットでしのげた。パット・イズ・マネーといいますが、本当にそうだなと思いました」と、最低限の結果にはホッとした表情を浮かべた。「1日ゆっくり休んで、来週は気分転換できることがあるので」と思わせぶりな発言。当然中身を知りたい記者に追求され、計画を打ち明けることになった。
「火曜日に、(小祝)さくらちゃんと(新垣)比菜ちゃんと対談のお仕事があって、そのあとさくらちゃんとコンサートに行きます。『Wanna One』(ワナワン)です。韓国のグループです」と、最近はまっている男性アイドルグループのコンサートを心待ちにしているという。プレーを離れれば普通の20歳の女子。そんなギャップがまだかわいらしく見える勝だが、プレー中に見せた執念の巻き返しは見事。次回は勝ち星をひっさげて、勝利の鑑賞といきたいところだ。(文・高桑均)
先週の日曜日に20歳の誕生日を迎えたばかりの勝みなみ。20代最初の大会は、初日単独トップスタートから、終わってみれば10位タイだった。「2日目も最終日も大変でしたが、なんとか乗り切った部分は自分でも評価していいのかなと思います」。
【写真】最終日の熱戦を特選フォトギャラリーで振り返る
前日は荒天の中で「75」とスコアを大きく落とした。巻き返しを図った最終日は、8番までに2つスコアを伸ばしたが、9番のティショットで「フェアウェイ方向に飛んで、確かに落ちたのはラフだったのですが、見つからなくて」と、無念のロストボール。打ち直しのため走った影響もあってか、ここでダブルボギー、折り返した10番もボギーとしたが、そこから4バーディ・1ボギーにまとめて、なんとかトップ10は死守した。
プロとしてのツアー初優勝はお預けとなってしまったが、兆しは見えてきた。ショットには不満が残るが、「パットでしのげた。パット・イズ・マネーといいますが、本当にそうだなと思いました」と、最低限の結果にはホッとした表情を浮かべた。「1日ゆっくり休んで、来週は気分転換できることがあるので」と思わせぶりな発言。当然中身を知りたい記者に追求され、計画を打ち明けることになった。
「火曜日に、(小祝)さくらちゃんと(新垣)比菜ちゃんと対談のお仕事があって、そのあとさくらちゃんとコンサートに行きます。『Wanna One』(ワナワン)です。韓国のグループです」と、最近はまっている男性アイドルグループのコンサートを心待ちにしているという。プレーを離れれば普通の20歳の女子。そんなギャップがまだかわいらしく見える勝だが、プレー中に見せた執念の巻き返しは見事。次回は勝ち星をひっさげて、勝利の鑑賞といきたいところだ。(文・高桑均)