これについて原のコーチを務める尾崎智春氏は、「僕の指示ではないです。自分でやり始めた」とそのスタートを話した。そして、“原理論”についてこう補足する。
「原は、重心を気にするタイプで、そこがプレーの肝にもなっている。調子があまり良くないときに、今どこに体重がかかっているを感じたいという狙いで行っています。練習場でもずっと、はだしで打ったりしていますよ。はだしが好きみたい」
そういって、この天真爛漫な練習法について説明した。しかし、理にはかなっているようで、「スイング中の重心は、力が逃げないよう極力内側にこなくてはいけない。スイングはコンパクトになっちゃうけど、下半身は最小限の動きで、最大限のねじれが生まれたときに一番力が伝わる。その体重移動をじかに足の裏で感じることで、『今ここに力がかかっている』というのが分かりやすい」と、教え子が編み出した練習を支持した。
それでもやはり、「(ジャンボには)『お前バカか』っていわれていますよ(笑)。でも原は、そんなのへっちゃら。はだしで打つ人は、あまりいないだろうけど、アマチュアの方も試してみるといいですよ」と、我流の練習法ではあるものの、その効果には太鼓判を押した。
ジャンボを前にしても、自らの道を突き進むこのルーキーは、やはりただものではないのかもしれない。スイングのバランスに悩むアマチュアも、すぐに取り組める“原流練習法”。一度試してみてはいかがだろうか?ただし、ジャンボの前では、控えた方がいいかもしれません…。(文・間宮輝憲)
「原は、重心を気にするタイプで、そこがプレーの肝にもなっている。調子があまり良くないときに、今どこに体重がかかっているを感じたいという狙いで行っています。練習場でもずっと、はだしで打ったりしていますよ。はだしが好きみたい」
そういって、この天真爛漫な練習法について説明した。しかし、理にはかなっているようで、「スイング中の重心は、力が逃げないよう極力内側にこなくてはいけない。スイングはコンパクトになっちゃうけど、下半身は最小限の動きで、最大限のねじれが生まれたときに一番力が伝わる。その体重移動をじかに足の裏で感じることで、『今ここに力がかかっている』というのが分かりやすい」と、教え子が編み出した練習を支持した。
それでもやはり、「(ジャンボには)『お前バカか』っていわれていますよ(笑)。でも原は、そんなのへっちゃら。はだしで打つ人は、あまりいないだろうけど、アマチュアの方も試してみるといいですよ」と、我流の練習法ではあるものの、その効果には太鼓判を押した。
ジャンボを前にしても、自らの道を突き進むこのルーキーは、やはりただものではないのかもしれない。スイングのバランスに悩むアマチュアも、すぐに取り組める“原流練習法”。一度試してみてはいかがだろうか?ただし、ジャンボの前では、控えた方がいいかもしれません…。(文・間宮輝憲)