＜サマンサタバサ ガールズコレクション・レディス 2日目◇14日◇イーグルポイントゴルフクラブ（6,588ヤード・パー72）＞

大会初日の13日に22歳の誕生日を迎えた三ヶ島かなが、2日目に5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。トータル5アンダーと伸ばし、順位も初日の27位タイから11位タイまで上げた。

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15番までに5バーディ。猛暑のなか、「立ちくらみもなく回れて、暑さには強くなりつつあるのかなと思いました」と、ここまでは不安なく快調なラウンドを続けた。しかし、「足元がバタついてショットが打てなくなってしまった。悪いホールが2ホール続いて」という16、17番で連続ボギー。「（一時は）7アンダーまで行っていたんですけどね…」とラウンド終盤を悔やんだ。

それでもスコアは今季初となる60台。これには「今シーズン初なので、けっこううれしい。悔しいけどうれしいという感じです（笑）」。これで今季15試合の出場中、10試合目となる決勝ラウンド進出だが、ここまでの最高順位は6月の「ヨネックスレディス」で記録した15位タイ。中位での戦いを強いられることが多く、いまひとつ波に乗りきれなかった。それだけに、このスコアは一つの安心材料となった。「自分を信じてやっていくしかない」と今大会での上位進出を見据えている。

7月24日からチェリーヒルズGC（兵庫県）で行われる最終プロテストにもエントリーしているが、「できれば今週決めたい。（最終日に）爆発したいです」と真夏に4日間行われるテストを回避して、優勝による正会員への道を思い描いている。首位とは4打差。逆転可能圏内につけた三ヶ島が、残り18ホールに勝負をかける。（文・間宮輝憲）