22日、羽田空港第2ターミナルで「2025JLPGAブライトナートークショー」が行われ、青木瀬令奈、蛭田みな美、山内日菜子が登場した。
JLPGAツアーの代表として、女子プロゴルフの未来を鮮やかに、美しく輝かせる役割を担うブライトナー。この日は、テレビ東京のJLPGAオフィシャル情報番組「Weekly女子ゴルフ」の公開収録を兼ねたイベントで、3人がファンの前で今シーズンの見どころやトーナメントの楽しみ方を語り尽くした。
司会者から出されたお題に、3人がフリップで回答する形式。まず最初のテーマは「今年のJLPGAはここが熱い」。青木は「戦国時代」と回答した。「プロテスト合格者もシード選手と変わらない力量。シンデレラストーリーもあれば、ベテランの復活優勝もあると思います」と、群雄割拠の戦いに注目してほしいと語った。
蛭田は「ファンの皆様の熱い気持ち」を挙げ、山内は「鮮やかなゴルフウェア」と、女子ツアーならではの“華やかさ”を見て欲しいと語った。
次々とお題が出される中、青木の真剣な回答に、蛭田や山内のほんわかした回答が交じり、緩急のついたやり取りで和やかな雰囲気に。そして最後の質問は「開幕戦で勝つのは誰?」という直球の問いかけ。ファンが注目する中、3人がフリップに書いた名前は、全員が「自分」。そのプロフェッショナルな答えに、会場のファンからも大きな拍手が送られた。
最後に今シーズンの意気込みを述べた3人。昨シーズンの「伊藤園レディス」でシード権喪失の窮地から劇的優勝を果たした山内は、「今年も優勝を目指しています。その中でもメジャー大会のタイトルを取れればかっこいいと思うので、そこを目標に頑張りたい」。蛭田は「今年もシード権の継続と、2勝目を目標」と飛躍を誓った。青木は「複数回優勝を目標にして、ファンの皆さんをリコーカップにお連れできるように頑張りたい」と、エリートフィールドとなる最終戦進出を誓った。
3月6日から行われる開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を前に、ブライトナーの3人がファンとともに熱気を高めた。(文・齊藤啓介)