＜富士通レディース　2日目＞◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(6,588ヤード・パー72)

　千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブで開催されている、国内女子ツアー「富士通レディース」の2日目。3アンダー3位タイでスタートした宮里藍は、前半でスコアを4つ伸ばしたが後半に伸ばしきれずトータル6アンダー。首位とは3打差の4位タイの位置につけた。首位はトータル9アンダーの佐伯三貴と飯島茜、1打差の3位には馬場ゆかりがつけている。

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　1番パー5でバーディ発進した宮里。2番ではど真ん中からパットをねじ込み、3番は最後の1コロがりでカップに沈め3連続バーディを奪う。「パットのフィーリングが良く、いいイメージで打てている」宮里は6番でもジャストタッチでバーディパットを沈め前半で4つスコアを伸ばした。

　この日スコアを伸ばせた要因を「ピンポジションが奥目で、セカンドショットの距離が合わせやすかった」と宮里は話す。後半はもったいないボギーもありスコアを1つ落としたがパットのフィーリングも合っていた。明日は「上位は4つは伸びるだろうから、6〜7つは伸ばさないと。あとは自分との勝負。スコアにこだわらず、ひとつひとつ取れたらいいと思います」と最後まで自分のプレーにこだわっていく。

　首位タイの佐伯は先週から喉と鼻が調子が悪く、大会前に点滴を受けこの日も薬を飲みながらのラウンドとなった。だが「私の場合元気だと(球が)曲がるので…キャディさんにも体調が悪いほうがいいんじゃないかと言われます」と冗談交じりに話したが、久々の優勝に対しては真剣。「最終日に伸ばしていかないと、今の女子ツアーでは勝てない。私も伸ばせるように頑張ります」と意気込みを語った。