＜大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇23日◇鳴沢ゴルフ倶楽部（6,685ヤード・パー72）＞

今年で第4回を迎える「大東建託・いい部屋ネットレディス」。2017年から4日間競技に変更、賞金総額も8000万円から1億2000万円へと増額され、高額賞金大会へと生まれ変わった。

【写真】復活優勝で歓喜の涙を流す有村智恵

昨年は、2位に4打差をつけて首位から出た成田美寿々が最終日に5ストローク伸ばして、トータル21アンダーで逃げ切り優勝。2シーズンぶりとなるツアー8勝目を挙げた。今季は「宮里藍 サントリーレディス」と「アース・モンダミンカップ」でシーズン2勝。ともに4日間大会を制しているだけに、本大会での連覇にも大いに期待できそうだ。

2週前の「サマンサタバサレディース」で6季ぶり優勝を果たした有村智恵が、先週の「センチュリー21レディス」を空けて出場する。涙の優勝を遂げてからの初戦、2試合連続Vで完全復活をアピールしたい。

また、6試合ぶりにイ・ボミ（韓国）がツアーに復帰。6月7日（木）の「宮里藍 サントリーレディス」を最後に、体調不良などの理由から長期離脱となっていたが、久々の実戦で活躍が見られそうだ。

ベテラン勢に加えて、ルーキーにも注目。センチュリー21レディスで2位タイに入った小祝さくらは今季すでに3度、首位で最終日を迎えているが、あと一歩のところで優勝を逃し続けている。今回こそ、プロ初優勝に手をかけることができるか。

今週の舞台となるのは富士山の麓にある山梨県・鳴沢ゴルフ倶楽部。ツアーで唯一1番がパー3となっており、過去には1番からホールインワン達成者がでるなど、出だしから見所満載となっている。今年はどんなドラマが生まれるか。真夏のビッグトーナメントが幕を開ける。