＜大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇23日◇鳴沢ゴルフ倶楽部（6,685ヤード・パー72）＞

「大東建託・いい部屋ネットレディス」練習日、新しいドライバーを手に笑顔で練習ラウンドに飛び出していったのは永峰咲希だ。ジュニア時代からサポートを受けるテーラーメイド娘の永峰。今季、「フジサンケイレディス」で待望の初勝利を挙げたが、ドライバーには、『M』シリーズの中で一番小ぶりなアスリートモデル（M3 440）を使用していた。

【画像】『M』と『グローレ』が合体？正体不明のテーラーメイドの新ドライバー

初優勝後に予選落ちはない。ところが、安定した成績に見えて、トップ10やトップ5といった優勝争いから遠ざかっているため、“起爆剤”がほしいところだが、この日はテーラーメイドの新作ドライバーをテストしていた。

テーラーメイド担当者によると「詳細はまだ何も言えません。グローレの後継とだけ…、まだプロトタイプです」とのことだが、クラブを見ると、ソールに大きく『M GLOIRE』とある。グローレといえば、ここ数モデル（グローレF、グローレG、グローレF2）はフルチタンだったはずが、なんと『Mシリーズ』同様にカーボンの編み目模様がクラウンにある。もしや、『M』と『グローレ』が合体？早速、数ホール打ったばかりの永峰に“起爆剤になるか”聞いた。

「（グローレ）Fよりも簡単に見えて、簡単に飛ぶ。弾道はあまり変わらないけど、簡単な上にスピン量も少なそうで、吹き上がることもなく、ちょうどいい高さで飛んでいます。『M3』より柔らかい弾きで、こっちの方がいい感じ。ボールがフェースに乗る時間もこっちの方が長い。音もあまり違和感はないですね。