<大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目◇27日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,685ヤード・パー72)>
ナショナルチームメンバーのアマチュア2人が、プロ顔負けの活躍を見せた。この日のベストスコアをたたき出したのが、日本アマチュアランク1位(7月9日付け)の西村優菜(大阪商業大学高等学校3年)だ。
【写真】唇をキュッと結ぶ安田祐香
6番・パー4では同ホールでこの日ただ1人のイーグルを奪取。「いい線に寄ったなと思ったら、入った!と」。1イーグル・6バーディ・1ボギーの「66」をマーク。2オーバー・49位タイから、トータル4アンダー・7位タイと一気に上位へ駆け上がった。
今季のプロトーナメントは3試合目。「スタジオアリス女子オープン」で11位タイ、「中京テレビ・ブリヂストンレディースオープン」で20位タイに入っている。普段は父かコーチがキャディを務めているそうだが、この日はハウスキャディを起用した。
「プロになったとき、ずっと帯同キャディさんがいてくれるとは限らないので。勉強だと思って自分でマネジメントしました。ピンに対してどこに置くのがベストかを細かく考えてできたので、ショットの精度がついてくれば、今日みたいなスコアが出ると思います」と、自らで生み出した結果が自信になった。
プライベートでもマネジメント力は光るようで、「しっかりしている。考え方もすごいし、いつも尊敬しています」と評するのは、同じナショナルチームの安田祐香(滝川第二高等学校3年)。同じ関西圏出身で昔から仲がいいという2人。仲間内での行動は、大体西村が仕切るという。
「(西村に)全部任せちゃいます」と口にした安田だが、プレーでは西村に負けない強さを見せる。初日に「66」をマークして単独2位に立つと、この日も4バーディ・ノーボギーでラウンド。首位と2打差の単独2位を守り、いよいよプロトーナメントでの優勝が近くまで迫ってきた。
強豪プロたちを相手に迎える週末にも、「緊張もあると思いますが、全部いい経験として考えて。優勝はあまり気にせず、のびのびとプレーできたらと思います」と落ち着いた表情は崩さない。アマチュア界を牽引する2人の活躍に注目だ。(文・谷口愛純)
ナショナルチームメンバーのアマチュア2人が、プロ顔負けの活躍を見せた。この日のベストスコアをたたき出したのが、日本アマチュアランク1位(7月9日付け)の西村優菜(大阪商業大学高等学校3年)だ。
【写真】唇をキュッと結ぶ安田祐香
6番・パー4では同ホールでこの日ただ1人のイーグルを奪取。「いい線に寄ったなと思ったら、入った!と」。1イーグル・6バーディ・1ボギーの「66」をマーク。2オーバー・49位タイから、トータル4アンダー・7位タイと一気に上位へ駆け上がった。
今季のプロトーナメントは3試合目。「スタジオアリス女子オープン」で11位タイ、「中京テレビ・ブリヂストンレディースオープン」で20位タイに入っている。普段は父かコーチがキャディを務めているそうだが、この日はハウスキャディを起用した。
「プロになったとき、ずっと帯同キャディさんがいてくれるとは限らないので。勉強だと思って自分でマネジメントしました。ピンに対してどこに置くのがベストかを細かく考えてできたので、ショットの精度がついてくれば、今日みたいなスコアが出ると思います」と、自らで生み出した結果が自信になった。
プライベートでもマネジメント力は光るようで、「しっかりしている。考え方もすごいし、いつも尊敬しています」と評するのは、同じナショナルチームの安田祐香(滝川第二高等学校3年)。同じ関西圏出身で昔から仲がいいという2人。仲間内での行動は、大体西村が仕切るという。
「(西村に)全部任せちゃいます」と口にした安田だが、プレーでは西村に負けない強さを見せる。初日に「66」をマークして単独2位に立つと、この日も4バーディ・ノーボギーでラウンド。首位と2打差の単独2位を守り、いよいよプロトーナメントでの優勝が近くまで迫ってきた。
強豪プロたちを相手に迎える週末にも、「緊張もあると思いますが、全部いい経験として考えて。優勝はあまり気にせず、のびのびとプレーできたらと思います」と落ち着いた表情は崩さない。アマチュア界を牽引する2人の活躍に注目だ。(文・谷口愛純)