＜マスターズGCレディース　初日＞◇23日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,510ヤード・パー72)

　兵庫県にあるマスターズゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の初日。現在賞金ランキング1位の諸見里しのぶが、6バーディ・1ボギーでまわり5アンダー単独首位と好スタートを切った。1打差の4アンダー2位は横峯さくら、3アンダー3位タイには上原彩子ら4選手がつけた。

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「今日は読みとタッチが久々に良かった」と好調だったパットを振り返った諸見里。2段グリーンのすぐ上にピンが切ってあったホールでも、絶妙なタッチで寄せて序盤からパーをセーブ。4番パー3で10メートルのバーディパットを沈めリズムをつかむと、7番パー3では8メートルを決め、9番はセカンドショットを2メートルにつけて3つ目のバーディを奪った。

　後半に入ってもパットは冴え11、12番で連続バーディ。上位をキープしたまま中盤に入ったが、13番でセカンドがショートし最初のボギーを叩いてしまう。だが直後の14番パー3でまたしても長い10メートルのバーディパットを沈めて5アンダーでホールアウト。ここ5試合は上位フィニッシュはあるものの、優勝争いに絡めなかった諸見里が久々にいいスタートを切った。

　明日は1打差で追う横峯とのラウンドになるが「すごく楽しみでもあるし、意識をしない訳はない」と話す諸見里。女王の座を譲らないためにも「自分のプレーを着実に重ね、直したいところも修正し、最終日に良い状態で臨めるよう頑張ります」と全力でプレーする。