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“ジャンボの教え”貫き5季ぶりのシード復活に王手の木戸愛 「最後まで強い気持ちで」

シード当落線上にいる木戸愛。なんとしてでも圏内で踏ん張りたい。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2024年11月14日 08時00分

<大王製紙エリエールレディス 事前情報◇13日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

今季3度あるトップ10は8月以降にマークした。しかも、9位に入った9月の国内メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」など、すべてポイント配分の高い4日間大会。しり上がりに調子を上げてきた木戸愛が、来季のシードが決まる“最終戦”をメルセデス・ランキング(MR)50位で迎える。

ゴキゲンな原英莉花さん【写真】

シード圏内とはいえ“末席”。守りに入りたくなるぎりぎりの位置だが、34歳は「最後まで強い気持ちでチャレンジしたい」と攻めの姿勢を貫くことを誓った。昨季はMR99位。最終QTを6位で突破した昨年12月、変革を求めて正式に尾崎将司の門下生となった。「思い切って振れ」。ジャンボに授かった言葉を念仏のように唱えて、シーズンを戦ってきた。また、1試合ごとにテーマを設定。自分に課した宿題を地道にこなしてきたが、そこに「守りのゴルフ」はなかった。

「小さな自信の積み重ねでここまでくることができた。今週のテーマも“思い切って振る”です。最後までそこはやり切りたいと思います」

前週の「伊藤園レディス」は予選落ちしたが、その足でジャンボ邸に向かって、必死にクラブを振った。師匠と言葉を交わすことはなかったが、何をすべきか、何を求められているかは分かっている。

プロレスラーだった父・修さんは昨年12月11日に73歳で亡くなった。復活をかけたプロ17年目のシーズンは、最愛の父と昨年の父の日に撮った写真をヤーデージブックに挟んで戦ってきた一年でもある。「父にはいい報告がしたいと思っています」。今季平均ストロークはここまで『71.7619』と、プロ生活で初となる72切りが目前。進化を続けるベテランの、5シーズンぶりのシード復活を目指す4日間が始まる。(文・臼杵孝志)

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