ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介！ 今回は女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が行われる、琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）から。

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春はフレッシュマンたちが、社会へと足を踏み出す季節。今週の開幕戦でも6人のルーキーたちが、大きな期待を胸にツアー選手としての第一歩を踏み出す。

そのなかのひとり、吉田鈴は“新社会人”にふさわしいいで立ちでコースに姿を現した。火曜日の練習ラウンドは、ゴルフウェアにネクタイを合わせるコーデでプレー。「春らしい色を意識しました」と、胸元にぶら下がるオレンジが白のウェアに映えた。

スイング中、ヒラヒラとしそうなものだが、それも「安全ピンで止めてます」という対策でバッチリ。今年2月に契約が発表されたパーリーゲイツのウェアを、しっかりと着こなしている。

そこでは、こんな“予告”も。「初日もネクタイをつけると思います」。第1ラウンドは、10番スタートの第1組として午前8時30分にコースに飛び出していく。4度目の挑戦で昨年のプロテストを突破。QTも36位になり、レギュラーツアーでルーキーイヤーをスタートさせる。新社会人らしく“襟を正し”、新たな職場に飛び込んでいく！