<アクサレディス 事前情報◇27日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6538ヤード・パー72>
2日後に19歳の誕生日を迎えるルーキーが、いよいよプロとしての初戦に挑む。ゴルフ一家に生まれ育った小俣柚葉は、デビュー戦を前に「楽しみです。ワクワクしています」と胸を弾ませた。
父・裕次朗さんはプロキャディの肩書きも持つティーチングプロ。叔母の小俣奈三香は元シード選手で、米国女子ツアーの参戦経験がある。実家は杉並区西荻窪の練習場『西荻ゴルフセンター』。幼少期からゴルフが生活の一部だった。
2度目の受験となった昨年のプロテストで合格。プロとしての第一歩を踏み出すにあたり、オフシーズンでは下半身の強化と、上半身の可動域を広げるためのトレーニングに力を入れた。さらに父・裕次朗さんの勧めで実戦経験を積むことにも注力し、「ラウンド数をめちゃくちゃ増やしました。週に3~4回はコースに出ました」と、経験値を高めてきた。
中村心、荒木優奈、入谷響といった同い年のプロ仲間たちは、すでにツアーデビューを果たしている。やや出遅れたかたちにはなったが、「優勝目指して頑張ります」と意気込みは十分。目指すは、97期生の中で初となるツアー優勝だ。
大会2日目の29日(土)に、19歳の誕生日を迎える。バースデーウィークでのデビュー戦Vという快挙へ。キャディを務める父とともに、二人三脚で勝負に挑む。