7日、日本オリンピック委員会(JOC)は8月に行われるパリ五輪ゴルフ競技の2024年度強化指定選手(男女16人)および、ネクスト強化選手(男女5人)を発表した。
強化指定選手の選考基準は、男女ともに昨季最終戦終了時点の世界ランキング上位8人。ネクスト強化選手は、男子が30歳以下の世界ランク上位者、女子は25歳以下が対象となる。
男子の強化指定選手には久常涼、中島啓太、蝉川泰果が新たに選出された。女子は昨年から継続の山下美夢有、古江彩佳、笹生優花らに加えて、岩井明愛・千怜姉妹、昨季日本ツアー4勝を挙げた櫻井心那が加入した。
ネクスト強化指定選手は、男子が平田憲聖と桂川有人。女子は吉田優利、神谷そら、稲見萌寧が選出された。ネクストに指定された選手も強化指定選手と同様のサポートを受けられる。
男子の世界ランキングで日本勢最上位(54位)につける松山英樹だが、「日本の有望な選手に使ってほしい」という本人の希望があり、昨年から強化指定選手への申請を行っていない。