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5年ぶりのツアー参戦に感慨「レギュラーの雰囲気はいい」 ルーキー・中野恵里花がコーチと二人三脚の“デビュー戦”へ

中野恵里花が5年ぶりのレギュラーツアーに出場。隣には支えになるコーチの存在がある。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年3月21日 18時45分

<アクサレディス宮崎 事前情報◇21日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72>

昨年11月の最終プロテストに合格した中野恵里花は、実に5年ぶりにトーナメント会場の空気を吸っている。2019年には単年登録選手としてレギュラーツアー4試合、下部ステップ・アップ・ツアー17試合に出場しているが、「まずは雰囲気に慣れることから。いつもの試合とメンバーも違うし、普段回っているところに比べグリーンも速い。(クラブメーカーの)ツアーバンがあったりして、レギュラーの雰囲気はいいな」と、新鮮な気持ちを抱いた。

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6度目の受験でプロテストに合格。そのうち最終まで進んだ回数は5回と、あと一歩及ばなかった正会員にようやく手が届いた。そこからは主に出身地の京都で、ツアーで戦うための準備を続けるオフを過ごした。「100ヤード以内のショットも練習したし、ツアーのグリーンは仕上がっているので、アプローチの種類を増やさないとと思って小技の練習は例年より増やしました」。その成果を発揮する舞台がようやく訪れた。

2年前に痛めた手首も回復し、上半身のトレーニングも精力的に行えるようになった。その効果で飛距離もアップ。平均240ヤードとなり、「チャンスが増やせるかな」ということも楽しみにしている。試合中でも、コースに行く前にトレーニングをするというルーティンを継続していく。

試合が始まってからのことは、「(緊張は)絶対にすると思います。ひさびさだし雰囲気も今までと違う」ということが容易に想像ができる。そのなかで、隣にいる大きな味方の存在は大きい。キャディを務めるのは小学校5年生から指導を受ける花ケ崎光広コーチ。「花さんといっぱい喋りながら頑張ります。今回初めてタッグを組ませてもらうけど、普段から教えてもらっているし会話しながら緊張も緩められるかな」と支えにする。

ツアーに参戦していた5年前のことについては、「アイアンのショット力、アプローチの引き出しが足足りなかった」と今は考えられる。プロテスト合格を目指し、ミニツアー転戦などを続けて腕を磨いてきた経験も生かしたい。

今季開幕時のQTランキングは133位で、現時点では下部ツアーが主戦場になるが、次はレギュラーツアーへの継続参戦に向け努力を続けていく。まず目指すのは「ステップの賞金女王」。今週も予選通過を目指しつつ、「トップ10に入れるように頑張りたい」と意気込みを示す。この宮崎から、一歩一歩階段をのぼっていく。(文・間宮輝憲)

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