今年11月に行われた最終プロテストに合格した“ルーキー”2人も、17日に行われた「JLPGAアワード」に出席。今季のレギュラーツアー優勝者や、海外メジャー女王たちのなかで、初々しい笑顔を見せ会場を彩った。
そのひとりが、今年4月のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」を、当時アマチュアで制した都玲華。大仕事を成し遂げたシーズンに、4度目の挑戦でプロテストにも合格した20歳は、大きく背中が開いた黒を基調にワンポイントの白が映えるドレスで会場を魅了した。
「きのう(16日)着ることを決めました。急きょ決めて」と言ってニッコリ笑ったが、晴れ舞台での衣装選びに迷ったこともうかがえる。11月末に行われたQTは53位に終わり、来季のレギュラーツアーは限定的な出場になる位置だが、そのチャンスをものにしリランキング突破、そして再びこのアワードの会場に戻ってきたい。
そしてもうひとりが、12月の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝した荒木優奈。“97期生No.1”の肩書を得たことで、今回の式典に参加した。慣れない撮影時間などには緊張した表情も浮かべていたが、堂々と壇上へ。QTは37位と、ひとまず来季前半戦のフル出場が約束されそうな位置なだけに、いい刺激を受ける一日になったはずだ。