＜大王製紙エリエールレディス　最終日◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71＞

今大会が終わり、メルセデス・ランキング（以下MR）による来季のシード選手50人が確定した。

MR1位は先週の時点で竹田麗央で確定。2位に山下美夢有、3位に岩井明愛と続き、50位の内田ことこまでに、来季のフル出場権（一部大会は除く）が与えられる。48位の上田桃子は、今季限りでのツアー撤退を表明している。また51～55位の選手は、来季第1回リシャッフルまでの出場権が得られる。

今年、初シードは4人。MR31位の鶴岡果恋、34位の小林夢果、35位の小林光希、36位のウー・チャイェン（台湾）が、初めてフル出場権を手にすることが決まった。これに加え、MR138位ながら5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」をアマチュアとして制し、その後、ツアーメンバー入りしたイ・ヒョソン（韓国）も初シード選手になる。

復帰選手は河本結（MR7位）、大里桃子（22位）、堀琴音（29位）、脇元華（30位）、臼井麗香（41位）、柏原明日架（44位）、渡邉彩香（47位）、岡山絵里（49位）の8人。一方、シード喪失選手は、仁井優花（54位）、笠りつ子（55位）、宮里美香（65位）、後藤未有（66位）、小滝水音（67位）、吉田優利（71位）、菅沼菜々（79位）、濱田茉優（80位）、永井花奈（81位）、稲見萌寧（126位）の10人にのぼった。

シード選手として今季を戦ってきた山内日菜子（51位）、佐藤心結（57位）は、50位以内には入れなかったものの、今季優勝者の資格で来年の出場権を確保している。また69位の永峰咲希は、25年シーズンまで有効な複数年シードを行使済み。福田真未、テレサ・ルー（台湾）は『トーナメント特別保障制度または産休制度適用者』を適用している。

今季のシード選手の平均年齢は26.8歳（2024年12月31日時点）で、2年ぶりに26歳台になった。MRによる初シード選手は、昨年の11人から4人に減少している。