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米国からの祝福電話も「泣いちゃうから全部終わった後にして」 臼井麗香と稲見萌寧の変わらぬ“絆”

念願のツアー初優勝を果たした臼井麗香のもとに祝福の電話が。海の向こうで戦う親友からだった。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年3月25日 12時30分

<アクサレディス宮崎 最終日◇24日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72>

“親友”に最高の報告をすることができた。ツアー初優勝を挙げた臼井麗香と、現在は米国でプレーする稲見萌寧との絆は深い。2人が練習ラウンドをともにするのはレギュラーツアー会場ではおなじみといえる光景のひとつだったが、主戦場が違う現在もその関係は変わらない。

親友・稲見萌寧とドレスアップ【写真】

臼井は今オフからトレーニングに精力的に取り組み、メニューのなかにはキックボクシングも組み込まれているのだが、それを始めたきっかけを聞かれると「萌寧」という答えがすぐに返ってくる。「日本にいる時は週3回くらいは一緒に…いや、もうちょっといるかな? ほぼ一緒にいるので、萌寧にキックボクシングをやりなって言われて」と明かす。

アクサレディスが行われた週は、稲見は米カリフォルニア州のロサンゼルス近郊で行われている米国女子ツアー「ファーヒルズ朴セリ選手権」に出場。臼井の優勝が決まった日本時間24日(日)は、米国は3日目の競技が終わった後だった。時差は16時間。それでも臼井の勝利が決まった後すぐに、祝福しようと米国から連絡があったことも明かされた。

ただ、臼井はこの申し出を一度“断っている”。「泣いちゃうから全部終わった後にしてって言いました」。優勝者は会見、表彰式、撮影、挨拶回りなど、コース内でもやることが目白押し。早く話したいという気持ちをいったん抑え、ホッと一息ついてから、一緒にその喜びを分かち合いたいというのが理由だった。

初シードを手にした2020-21年シーズンには、臼井も将来的に米国でプレーしたいという希望を抱いていた。今は「日本で頑張ります」と今後も国内ツアーを主戦場にしていく考えを示すが、『稲見さんが米国でプレーする姿は刺激になる?』と質問されると、「はい、行きたいですね」という本音もこぼれた。

臼井は1998年12月7日生まれの黄金世代で現在25歳。稲見は99年7月29日生まれと学年はひとつ違うが、改めて2人の仲のよさを感じる会見だった。(文・間宮輝憲)

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