シード争いも残すところあとわずか。ムービングデーの3日目はどのように動いたのか。一発大逆転の目が出てきた選手、崖っぷちの選手。その声を聞いてみよう。

■柏原明日架　トータル12アンダー・2位タイ（賞金ランク54位・メルセデスランク61位） 「決勝に入ってからはグリーンも速くなっているし、ポジションも難しくなってきているし、そのなかでこういう大きなスコアを出している選手もいるので、気を抜けないなという中、早く楽になりたいなというのもあります。そういう意味もこめて1打1打集中するようにして余計な事に気持ちがいかないようにして」

■新垣比菜　トータル6アンダー・19位タイ（賞金ランク64位・賞金ランク58位） 「ちょっと厳しいので、明日は今年の試合自体最後なので、楽しく回れるように頑張りたいと思います。めちゃくちゃ調子がよくて、パットがいっぱい入れば、なくはないかもしれないですけど…」

■福田真未　トータル10アンダー・5位タイ（賞金ランク75位・メルセデスランク72位） 「正直、夏ごろから覚悟していたところはあったので、調子が中々上がらないなか、最終戦でここまで持って来られたのはすごくよかったかなと、前向きに今は捉えていますが、チャンスがあると思うので明日攻めるだけだなと思っています」

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■柏原明日架　トータル12アンダー・首位タイ（賞金ランク54位・メルセデスランク61位）
「この大会で『やってやるぞ』という気持ちは他の大会より強いのかもしれないですね。他の選手を見ても大きいスコアが出ていますし、あと2日ある。トップとはいえど、気持ちを抜かず、まだまだ上だけを見て頑張っていきたいと思います」

■新垣比菜　トータル7アンダー・8位タイ（賞金ランク64位・賞金ランク58位）
「今日はパットがよかったと思います。ドライバーが今日は比較的フェアウェイに行っていて、アイアンもいいほうだったので、バーディチャンスが多かったですね。上位フィニッシュできればQTも行かなくていい。それでも、QTは受ける覚悟で、今週は気楽にいこうかと思っています。あすからもドライバーがちゃんとまっすぐ飛んでくれれば、アンダーで回れると思う」

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■成田美寿々　トータルイーブンパー・59位タイで予選落ち（賞金ランク102位・メルセデスランク98位）
「苦しい一年でしたね。一番は腰痛。1年以上完全に痛みがとれなくて、練習もたくさんできなかった。それでスイングを崩してしまったのもあると思いますし、一番は自分の体のことをわかっていなかった。QTに行きます。QTは優勝しなくてはいけない試合ではないし、それなりの順位を目指すゴルフ。ガンガンバーディを獲っていかなきゃいけないというわけでもないです。今週はシーズンの中ではかなりショットが安定してしっかりパーオンできていたので、予選落ちという結果だったけど、QTに向けては自信になりました」

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■河本結　トータルイーブンパー・59位タイで予選落ち（賞金ランク59位・メルセデスランク50位）
「今年1年かけてよくも悪くも、今のショットを作ってきた。このショットの状態が今の私の実力。後悔はしていませんが、去年、今年は嫌な思いもしましたし、苦しい思いばかりだった。この経験が、いつか年をとった時に『この時にああいう経験をしてよかった。人生が楽しかった』と振り返られる様にしたいですね。いろんな凸凹があって、すごくいろんな道を通ってきたなという1年間でした」

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■葭葉ルミ　トータルイーブンパー・59位タイで予選落ち（賞金ランク65位・メルセデスランク65位）
「（最終戦の）リコーに行けないのが心残り。リコーに出たかったです。結構、変わらず練習はしていたので、自分が怠けていたとかはまったく感じていないです。ただ、周りの選手がそれ以上にうまかったということですかね。自分は正直やる事はやったので全然、仕方がないかなって感じです。QTは久々。とにかく、来年出られる事だけを目標に頑張ります。とにかく頑張って来ます」

■永井花奈　トータル3オーバー・76位タイで予選落ち（賞金ランク69位・メルセデスランク71位）
「シードを10年続けて獲る、という目標もありましたので、それが終わったというのはすごく悔しい。QTを覚悟してこの試合に出ていましたので、今は『あー』って気持ちです。今の調子でQTに出るというのは、成功するとは言い難い感じなので…。つらい4日間になるのは想像できますが、気持ちを強く持って頑張りたいと思います」

■淺井咲希　トータル4オーバー・78位タイで予選落ち（賞金ランク50位・メルセデスランク55位）
「精一杯やったので、何も悔いはないです。やり切ったし…。途中で怖くてドライバーが打てなくなる感じだったので、試合もただ消化している感じというか、全然ゴルフになっていなくて。ゴルフをしたという感じがまったくなかったです。でも、私はレギュラーツアーに来て1度も休んでいないし、1回も棄権していません。どれだけ悪くても努力し続けるというか、逃げる事はいつでもできるから、どれだけOB打っても、どれだけスコアが悪くても、最後の試合まで回り切ろうと思ってやっています。それがとりあえずできたので、悔いはないです」

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■柏原明日架　7アンダー・首位タイ（賞金ランク54位・メルセデスランク61位）

「パッティングも良く決まってくれましたし、ショットに関しても、課題のフェアウェイキープをいつもより多くできました。今シーズンは試合があるかどうかもわからない、イレギュラーな中での開催だったり、自分が取り組んでいることが結果に結びつかないと自信がつかなかったり。受け止めないといけない現実もあるな、と。開き直ったじゃないですけど、いい意味で自分のスタイルを確立することができたと思っています」

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■山城奈々　7アンダー・首位タイ（賞金ランク66位・メルセデスランク63位）

「（首位タイ発進は）びっくりですね。ティショットもよかったですし、セカンドも自分の思った通りに打ててましたので、スコアに繋がりました。今日くらいのプレー出来れば（ツアーで）戦えると思えた。（賞金シードを）狙いたい気持ちはあるんですけど、まずは気持ちよくプレーすること。結果がQTになっても、自分のゴルフが思い切ってできれば来年につながるのかな」

■河本結　2オーバー・76位タイ（賞金ランク59位・メルセデスランク50位）

「思ったよりも自分のゴルフができなかった。悔いが残るラウンド。きょうはゆっくり休んで、何が悪かったか反省して、あすはガンガン攻めていけるようにします」