「感情がゴルフに出てしまった」

2021年の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で首位タイで挑んだ最終18番ホール。ティショットを池に入れてダブルボギーを叩き、あと一歩のところで初優勝を逃した。

黄金世代のひとりである植竹にとって「首位タイで最終ホールを迎えるのは初めて」の経験だった。「自分がどうなるか分からなかった。17番でもパッティングで気持ちが出ちゃったと思う。意識していたよりも強く打っていたみたい。感情のコントロールができず、ゴルフに出てしまった」。後退してしまったのは気持ちの部分が原因だったと話した。

それでも「勝気な自分が出てきているのは、自分で認めてあげた方がいいかな」と勝ちにいこうとした積極的な感情を大事にする。自身が成長できたと思える一戦になった。