今季もメジャーを制した川崎春花、尾関彩美悠といったルーキーが活躍している国内女子ツアー。それだけに、11月に控えた今年の最終プロテストにも新たなヒロインとなる原石がたくさんエントリーしている。そこで注目の選手を先取りするべく、ヒロイン候補をピックアップ! これを読めばプロテスト、そして来年のツアーがより面白くなること間違いなし。
ホールインワン達成で笑顔の六車日那乃【写真】
2年前の8月に行われた国内女子ツアー「ニトリレディス」では、ひとりのアマチュア選手が並みいるプロを抑えこみ、最終日最終組入りを果たす快進撃を見せた。当時、千葉・麗澤高の3年生だった六車日那乃(むぐるま・ひなの)だ。JGAナショナルチームにも選出されていたトップアマは、新型コロナウイルスの影響で延期が決まっていたプロテストでも注目選手の一人だった。
しかし、2021年は2度も悔し涙を流すことになってしまった。最終テストから参加でき、初受験となった6月のプロテスト(20年度)はトータル5オーバー・63位タイで失敗。さらに11月に開かれた21年度のテストは2次予選で敗退した。結果的に“苦難の1年”になってしまう。
新たな気持ちで迎えた今年は、春先から大きな経験を積むこともできた。アマ資格を残したことで、4月の「オーガスタナショナル女子アマ」に出場。結果は予選落ちで、オーガスタ・ナショナルGCでの決勝ラウンド進出は叶わなかった。それでも、マスターズが行われる聖地で練習ラウンドを回ることはできた。会場で販売されていたグッズとともに、「一生で一回も回れない人がいることを考えるとうれしい」という感動も手土産に日本へと戻った。
身長は154センチと小柄。もともとアイアンの精度で勝負するショットメーカーだが、一時は飛距離を求め、スタイルを崩したこともあった。しかし、今は原点回帰。千葉で受けた第1次予選、さらに茨城での第2次予選を通過し、11月に茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で行われる最終へとコマを進めた。
現在は上田桃子、吉田優利らを指導するプロコーチの辻村明志氏の門下生として、武器のショットに磨きをかけている。口調はのんびり、雰囲気もおっとりとしているが、自分の性格については「男っぽくて、負けず嫌いだと思います」と分析している。「世界一になって特別な存在になること」。その夢を叶えるため、3度目の正直を実現し、プロの第一歩を踏み出したい。
ホールインワン達成で笑顔の六車日那乃【写真】
2年前の8月に行われた国内女子ツアー「ニトリレディス」では、ひとりのアマチュア選手が並みいるプロを抑えこみ、最終日最終組入りを果たす快進撃を見せた。当時、千葉・麗澤高の3年生だった六車日那乃(むぐるま・ひなの)だ。JGAナショナルチームにも選出されていたトップアマは、新型コロナウイルスの影響で延期が決まっていたプロテストでも注目選手の一人だった。
しかし、2021年は2度も悔し涙を流すことになってしまった。最終テストから参加でき、初受験となった6月のプロテスト(20年度)はトータル5オーバー・63位タイで失敗。さらに11月に開かれた21年度のテストは2次予選で敗退した。結果的に“苦難の1年”になってしまう。
新たな気持ちで迎えた今年は、春先から大きな経験を積むこともできた。アマ資格を残したことで、4月の「オーガスタナショナル女子アマ」に出場。結果は予選落ちで、オーガスタ・ナショナルGCでの決勝ラウンド進出は叶わなかった。それでも、マスターズが行われる聖地で練習ラウンドを回ることはできた。会場で販売されていたグッズとともに、「一生で一回も回れない人がいることを考えるとうれしい」という感動も手土産に日本へと戻った。
身長は154センチと小柄。もともとアイアンの精度で勝負するショットメーカーだが、一時は飛距離を求め、スタイルを崩したこともあった。しかし、今は原点回帰。千葉で受けた第1次予選、さらに茨城での第2次予選を通過し、11月に茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で行われる最終へとコマを進めた。
現在は上田桃子、吉田優利らを指導するプロコーチの辻村明志氏の門下生として、武器のショットに磨きをかけている。口調はのんびり、雰囲気もおっとりとしているが、自分の性格については「男っぽくて、負けず嫌いだと思います」と分析している。「世界一になって特別な存在になること」。その夢を叶えるため、3度目の正直を実現し、プロの第一歩を踏み出したい。