今季もメジャーを制した川崎春花、尾関彩美悠といったルーキーが活躍している国内女子ツアー。それだけに、11月に控えた今年の最終プロテストにも新たなヒロインとなる原石がたくさんエントリーしている。そこで注目の選手を先取りするべく、ヒロイン候補をピックアップ! これを読めばプロテスト、そして来年のツアーがより面白くなること間違いなし。
政田夢乃はこんな選手です【紹介動画】
ここでは第1次予選(E地区・佐賀クラシックGC)を10アンダーでトップ通過を果たした政田夢乃に注目したい。
「実は、あまり調子はよくありませんでした。それでもよくないなりにしのいで、パターに助けられたゴルフでした」と、政田は第1次予選を振り返る。ショットの内容はよくないのだが「マネジメントでカバーできるようになりました。何事も楽しむことが大事。楽しむことができれば、結果もついてくると考えています」と続けた。
政田は米女子ツアーに参戦中の古江彩佳や日本女子ツアーで活躍する西村優菜らと同じ2000年生まれのプラチナ世代。17年全国高等学校ゴルフ選手権優勝や18年北海道ジュニア選手権優勝など、輝かしい戦績を誇る北海道出身のゴルファーだ。プロテストは、今年で4回目の受験。
「昨年の3回目のプロテストは、直前にケガをして実力を出し切れませんでした。今年はしっかり準備をして臨んでいます」と政田。昨年のプロテストは右手首に故障を抱え、テストを受けるかどうか迷いながら受験したという。だが第1次予選のハーフを終えた時点で痛みが悪化し、棄権を余儀なくされた。
「またやっちゃった。と、悔しい気持ちでいっぱいでした。もうゴルフをやめようと思いました」
1カ月ほどクラブを触りもせず、ゴルフから離れていたという。それが幸いした。手首の痛みが薄れ、気持ちがリセットできたのだ。闇期を乗り越え、「ゴルフが好きだ。またゴルフがやりたい」という気持ちになったのだという。
今の課題はグリーン周りの対応。「アプローチのバリエーションを増やさなくていけない」と話し、スイングのベースをつくるためハーフショットを徹底して行っているという。地味な練習を繰り返すことを厭わないのは「私にとってゴルフは家族と同じくらい大切なものなんです。ゴルフをしているときが、一番楽しいです」という気持ちがあるからだ。
レギュラーツアーで活躍する西村ら同世代の選手を追いかける政田が、力強く羽ばたいてゆく日は遠くないだろう。(取材・文/河合昌浩)
政田夢乃はこんな選手です【紹介動画】
ここでは第1次予選(E地区・佐賀クラシックGC)を10アンダーでトップ通過を果たした政田夢乃に注目したい。
「実は、あまり調子はよくありませんでした。それでもよくないなりにしのいで、パターに助けられたゴルフでした」と、政田は第1次予選を振り返る。ショットの内容はよくないのだが「マネジメントでカバーできるようになりました。何事も楽しむことが大事。楽しむことができれば、結果もついてくると考えています」と続けた。
政田は米女子ツアーに参戦中の古江彩佳や日本女子ツアーで活躍する西村優菜らと同じ2000年生まれのプラチナ世代。17年全国高等学校ゴルフ選手権優勝や18年北海道ジュニア選手権優勝など、輝かしい戦績を誇る北海道出身のゴルファーだ。プロテストは、今年で4回目の受験。
「昨年の3回目のプロテストは、直前にケガをして実力を出し切れませんでした。今年はしっかり準備をして臨んでいます」と政田。昨年のプロテストは右手首に故障を抱え、テストを受けるかどうか迷いながら受験したという。だが第1次予選のハーフを終えた時点で痛みが悪化し、棄権を余儀なくされた。
「またやっちゃった。と、悔しい気持ちでいっぱいでした。もうゴルフをやめようと思いました」
1カ月ほどクラブを触りもせず、ゴルフから離れていたという。それが幸いした。手首の痛みが薄れ、気持ちがリセットできたのだ。闇期を乗り越え、「ゴルフが好きだ。またゴルフがやりたい」という気持ちになったのだという。
今の課題はグリーン周りの対応。「アプローチのバリエーションを増やさなくていけない」と話し、スイングのベースをつくるためハーフショットを徹底して行っているという。地味な練習を繰り返すことを厭わないのは「私にとってゴルフは家族と同じくらい大切なものなんです。ゴルフをしているときが、一番楽しいです」という気持ちがあるからだ。
レギュラーツアーで活躍する西村ら同世代の選手を追いかける政田が、力強く羽ばたいてゆく日は遠くないだろう。(取材・文/河合昌浩)