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「憧れの選手って、それこそ毎日変わっちゃうんですけど…(笑)。ボミさんはしばらく変わりません!」ルーキーの肖像〜松田鈴英
勝みなみら黄金世代の多くが合格した2017年LPGAプロテスト。近年で最も注目された今年、難関を突破した22名の個性を紹介する(取材・文/谷口愛純、撮影/米山聡明)
配信日時: 2017年11月29日 23時00分
「名前は“れい”っていいます!みんな、名前読めないけど(笑)」。
“松田鈴英”。細身のルックスながらパワフルなショットを放ち、ドライバーの飛距離は250ヤード超え。今年のプロテストで勝みなみ、新垣比菜、吉本ひかるら“黄金世代”を抑えてトップ合格を果たし、一躍注目を集めた。
滋賀県彦根市出身の19歳。父・直樹さん、姉・唯里さんの影響で10歳からゴルフを始め、「全国小学生ゴルフ選手権春季大会」で2位、中学に進学してからも全国大会で上位の成績を収めるなど、着実に頭角を現してきた。
中学を卒業すると、福井工業大学附属福井高等学校に進学。ゴルフに打ち込むために地元を離れたが、壁にぶち当たる。「中学時代は全国大会に出場したりしていましたが、高校ではショットで引っかけが出るようになり、どうしようもなくなって成績が全然出ませんでした」と、そばで見守ってきた父が回想する。
高校を出ると再び故郷に戻り、日野ゴルフ倶楽部でアルバイトをしながら練習を続けてプロを目指してきた。
そして、卒業から1年と4ヶ月。2度目に挑んだプロテストで並み居る強豪を抑えてのトップ合格を果たす。今季はその権利で、プロテストの翌週に控えた「meijiカップ」から、レギュラーツアー14試合の出場資格を勝ち取った。
「えっ、来週からですか…。来週はバイト先のゴルフ倶楽部でキャディの仕事が入っていたのですが、どうしよう…」とプロテスト終了時には、嬉しい誤算に戸惑いを見せていたが、「バイト先の支配人に報告したら、"全然気にしないで、頑張ってきてください"と言って頂きました。そして"ちょっとさみしい"とも言われました。嬉しいですね(笑)シーズンが終わったら、コースに挨拶にいかなきゃ、と思っています!」本業に集中するため、看板娘をお休みし、レギュラーツアー参戦となった。
そんな松田が尊敬する選手はイ・ボミ。
「憧れの選手って、それこそ毎日変わっちゃうんですけど…(笑)。ボミさんはしばらく変わりません!スタイルもファッションも完璧だし、もちろんプレーも最高!でも、一番すごいと思うのは、ファンへの対応です。常に笑顔で対応していて。自分の調子が悪いと対応も悪くなりがちだけど、それがまったく出ないので本当にすごいと思います」
そう話す間に渦中のボミを遠目に見つけると「あ、ほら!ボミさん可愛い!」そう言ってはしゃぐ姿は年相応の女の子。いま欲しいものは?と聞かれれば、「化粧品!日焼けもするし、スキンケア大事ですよね。私は韓国のものが好きで、韓国の有名なブランドが何個かあるみたいなんですよ!日本だったらシャネルとか、早く活躍して、良いものを使いたいと思っています」ファッションへの興味すらゴルフのモチベーションになる。
「プロテスト1位で、その年にシードを獲った日本の選手は服部真夕さんだけと聞きました。それができれば最高ですが、まずはツアーに慣れることが大事」プロテスト合格直後はそう語っていた松田。レギュラーツアーに参戦してすぐは、6試合連続予選落ちと厳しい現実も乗り越えた。今季の自身最終戦となった11月の「大王製紙エリエールレディス」では、3位タイ発進を決める大健闘。
賞金ランクは112位で終わり、参戦初年度でのシード権獲得は果たせなかったが、「次は、ちゃんとQTを頑張りたいです。それで、QTを頑張りきれたらピアスをもうひとつあけちゃおうかな!(笑)」とすでに次を見据え、明るく前向きな姿は変わらない。
「レギュラーツアーでの優勝が目標ですが、いずれは海外の試合にも…。一番出てみたいのは『全米女子オープン』ですね。まずは日本で活躍すること、そして海外メジャーに出場したいです」
松田鈴英 プロフィール
●出身地/滋賀県
●出身校/福井県工業大学附属福井高校(福井県)
●生年月日/1998年1月24日
●身長/165cm
●体重/54kg
●血液型/B型
●ゴルフ歴/10歳〜
●得意クラブ/ドライバー
●1W平均飛距離/250ヤード
●プロテスト受験回数/2回目
●趣味/買い物
●好きな色/紺色
●目標とするプロゴルファー/松森彩夏
●ファンへのメッセージ/
「フェイスブックで応援ページを作ってくれているファンの方もいて、すごくありがたいです。いまはまだ結果が出せていないので、応援に応えるためにも、早く結果がだせるよう頑張ります!」
●地元自慢してください!
「彦根は住みやすいし、いい人が多いです。地元は全部好きで、愛してます」
“松田鈴英”。細身のルックスながらパワフルなショットを放ち、ドライバーの飛距離は250ヤード超え。今年のプロテストで勝みなみ、新垣比菜、吉本ひかるら“黄金世代”を抑えてトップ合格を果たし、一躍注目を集めた。
滋賀県彦根市出身の19歳。父・直樹さん、姉・唯里さんの影響で10歳からゴルフを始め、「全国小学生ゴルフ選手権春季大会」で2位、中学に進学してからも全国大会で上位の成績を収めるなど、着実に頭角を現してきた。
中学を卒業すると、福井工業大学附属福井高等学校に進学。ゴルフに打ち込むために地元を離れたが、壁にぶち当たる。「中学時代は全国大会に出場したりしていましたが、高校ではショットで引っかけが出るようになり、どうしようもなくなって成績が全然出ませんでした」と、そばで見守ってきた父が回想する。
高校を出ると再び故郷に戻り、日野ゴルフ倶楽部でアルバイトをしながら練習を続けてプロを目指してきた。
そして、卒業から1年と4ヶ月。2度目に挑んだプロテストで並み居る強豪を抑えてのトップ合格を果たす。今季はその権利で、プロテストの翌週に控えた「meijiカップ」から、レギュラーツアー14試合の出場資格を勝ち取った。
「えっ、来週からですか…。来週はバイト先のゴルフ倶楽部でキャディの仕事が入っていたのですが、どうしよう…」とプロテスト終了時には、嬉しい誤算に戸惑いを見せていたが、「バイト先の支配人に報告したら、"全然気にしないで、頑張ってきてください"と言って頂きました。そして"ちょっとさみしい"とも言われました。嬉しいですね(笑)シーズンが終わったら、コースに挨拶にいかなきゃ、と思っています!」本業に集中するため、看板娘をお休みし、レギュラーツアー参戦となった。
そんな松田が尊敬する選手はイ・ボミ。
「憧れの選手って、それこそ毎日変わっちゃうんですけど…(笑)。ボミさんはしばらく変わりません!スタイルもファッションも完璧だし、もちろんプレーも最高!でも、一番すごいと思うのは、ファンへの対応です。常に笑顔で対応していて。自分の調子が悪いと対応も悪くなりがちだけど、それがまったく出ないので本当にすごいと思います」
そう話す間に渦中のボミを遠目に見つけると「あ、ほら!ボミさん可愛い!」そう言ってはしゃぐ姿は年相応の女の子。いま欲しいものは?と聞かれれば、「化粧品!日焼けもするし、スキンケア大事ですよね。私は韓国のものが好きで、韓国の有名なブランドが何個かあるみたいなんですよ!日本だったらシャネルとか、早く活躍して、良いものを使いたいと思っています」ファッションへの興味すらゴルフのモチベーションになる。
「プロテスト1位で、その年にシードを獲った日本の選手は服部真夕さんだけと聞きました。それができれば最高ですが、まずはツアーに慣れることが大事」プロテスト合格直後はそう語っていた松田。レギュラーツアーに参戦してすぐは、6試合連続予選落ちと厳しい現実も乗り越えた。今季の自身最終戦となった11月の「大王製紙エリエールレディス」では、3位タイ発進を決める大健闘。
賞金ランクは112位で終わり、参戦初年度でのシード権獲得は果たせなかったが、「次は、ちゃんとQTを頑張りたいです。それで、QTを頑張りきれたらピアスをもうひとつあけちゃおうかな!(笑)」とすでに次を見据え、明るく前向きな姿は変わらない。
「レギュラーツアーでの優勝が目標ですが、いずれは海外の試合にも…。一番出てみたいのは『全米女子オープン』ですね。まずは日本で活躍すること、そして海外メジャーに出場したいです」
松田鈴英 プロフィール
●出身地/滋賀県
●出身校/福井県工業大学附属福井高校(福井県)
●生年月日/1998年1月24日
●身長/165cm
●体重/54kg
●血液型/B型
●ゴルフ歴/10歳〜
●得意クラブ/ドライバー
●1W平均飛距離/250ヤード
●プロテスト受験回数/2回目
●趣味/買い物
●好きな色/紺色
●目標とするプロゴルファー/松森彩夏
●ファンへのメッセージ/
「フェイスブックで応援ページを作ってくれているファンの方もいて、すごくありがたいです。いまはまだ結果が出せていないので、応援に応えるためにも、早く結果がだせるよう頑張ります!」
●地元自慢してください!
「彦根は住みやすいし、いい人が多いです。地元は全部好きで、愛してます」