日本ツアー初参戦は41位タイフィニッシュと、順位こそ振るわなかったものの、4日間を戦い抜き、試合中から試合後までの立ち振る舞いで、観客の視線を奪ったアン・シネ。
デビュー初日は白のウエアにヒザ上30センチ以上はありそうな黒の超ミニスカートで登場。2日目は上下ピンクでノースリーブ+超ミススカート。そして3日目は全身を情熱的な赤で揃えたボディコンファッション…。大会3日目に同組でラウンドした青山香織の言葉…「みんな(シネの)お尻やおっぱいを見てたと思う(笑)」がすべてを物語っています。
「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」初日(写真・米山聡明)
ここまでセルフプロデュースが上手な選手はいなかった!?
だが、ファッションスタイルだけでなく、
「グリーンから次のティグランドに行くまでの間ずっと拍手をしてくださいました。“アリガトウゴザイマス!”と1,000回くらい言いたいですね(初日終了時)」
「韓国のメディアが書いた“日本が注目している”という記事を見て、胸が熱くなりました。とても嬉しいです(2日目終了時)」
といった言葉を聞くとファンの心を奪うのが非常に上手い選手だといえる。
ファッションのこだわりは、"かわいい"より先に"着用してラクがどうか"。機能性の次にファッション性というタイプだけに、タイトで動きやすいウエアを好むアン・シネ。ウエア契約は韓国アディダスで、
テーラーメイドいわく「松森彩夏や永峰咲希ら日本のアディダス契約の選手は着用しません」と、ボディコンシャス・スタイルは韓国女子プロ特有のものだが、
「みなさんにセクシーだと思われるのは嬉しい。外国で育った私は"セクシー=美しい"という意味にこだわってタイトな服を着用したりしています。もちろん、自分をかわいく見せたい。ですが、ミニスカートもあくまでプロゴルファーとして動きやすく、プレーのしやすさを考えて履いています」
と、魅せる意識も当然高い。ワンポイントの挿し色として使用しているリボンは、「アディダスのゴルフウエアはどちらかと言えばシンプルなので」とアディダスから支給されているんだとか!
『サロンパスカップ』出場が決まった段階からゴルフファンの注目を集めていたが、イ・ボミやキム・ハヌルのように韓国ツアー賞金女王として日本ツアー参戦という形ではなく、あくまで物珍しさというファンも多かったはず。だがゴールデンウィーク期間のWEB検索数が急上昇するなど、注目度は本物。今年は8試合前後のみの出場予定となっているが、ここまでファンサービス、ファンの目線を意識する選手はいなかっただけに、成績が伴ってくればさらに人気は爆発する!?
⇒ アン・シネのプロフィールはこちら!
⇒ ⇒ アン・シネの魅力が満載!女子プロ写真館(74枚)