<NEC軽井沢72ゴルフ 最終日◇11日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6685ヤード・パー72>
避暑地・軽井沢での熱戦は、苦しみながらもトータル11アンダーで逃げ切った河本結が5年ぶりの2勝目を果たした。これで黄金世代(1998年度生まれ)は節目の通算50勝に到達。その輝かしい戦歴を振り返る。
黄金世代が節目の50勝 記録的アマVから始まった輝かしい戦績を振り返る
河本結が5年ぶりVを挙げて、黄金世代の通算勝利数は節目の50勝に到達。その輝かしい戦績を振り返る。
配信日時:2024年8月11日 07時12分
<NEC軽井沢72ゴルフ 最終日◇11日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6685ヤード・パー72>
避暑地・軽井沢での熱戦は、苦しみながらもトータル11アンダーで逃げ切った河本結が5年ぶりの2勝目を果たした。これで黄金世代(1998年度生まれ)は節目の通算50勝に到達。その輝かしい戦歴を振り返る。
◇
■2014年~18年(8勝)
黄金世代の栄光は、2人のアマチュアから始まった。2014年の「KKT杯バンテリンレディス」で勝みなみが最年少記録(当時)となる15歳293日でV。2016年の「日本女子オープン」では畑岡奈紗が大会史上初のアマチュア優勝を成し遂げて脚光を浴びた。
プロ転向した畑岡は17年に日本女子オープン連覇を含む2勝。プロテストに合格した黄金世代の面々もツアーで活躍し、新垣比菜、大里桃子、そして勝が18年にプロ初優勝を挙げた。
■2019年~21年(25勝)
2019年は黄金世代を中心にツアーが回った。まず宮崎大会で河本が初優勝を挙げると、のちに「全英AIG女子オープン」を制して時の人となる渋野日向子もV。原英莉花、小祝さくら、淺井咲希も19年に初優勝を果たしている。
19年は39試合が行われたが、そのうち12試合を黄金世代が制覇。率にして30.7%という驚異的な数字を叩き出した。
コロナ禍で統合となった2020-21シーズンでは、世代初優勝者こそ誕生しなかったが、原がメジャー2勝を果たし、小祝は5勝を積み重ねるなど、スター選手がその地位を固めていった。
■2022年~24年現在(17勝)
ツアーでの経験値もたまり、22年~24年は“初Vラッシュ”となった。22年に植竹希望と高橋彩華が初勝利。23年には吉本ひかると小滝水音、そして今シーズンは臼井麗香、天本ハルカが優勝者の仲間入りとなった。
小祝は「ヤマハレディースオープン葛城」での勝利で通算10勝に到達。世代唯一の二ケタ勝利を挙げている。
◇
現在、黄金世代は15人が優勝を果たしている。これはツアー歴代でもブッチギリの記録だ。タレントぞろいの最強世代はどこまで勝ち星を重ねていくのか。黄金ロードはこれからも続く。
【黄金世代の勝利数】
小祝さくら 11勝
勝みなみ 8勝
畑岡奈紗 6勝
渋野日向子 6勝
原英莉花 5勝
大里桃子 3勝
河本結 2勝
新垣比菜 2勝
淺井咲希 1勝
植竹希望 1勝
高橋彩華 1勝
吉本ひかる 1勝
天本ハルカ 1勝
臼井麗香 1勝
小滝水音 1勝
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントのニュース
- NEC軽井沢72ゴルフで見た女子プロウェア まるでひまわり!河本結の復活イエローコーデ【編集部ファッションチェック】
- 河本結の14本は“オール”キャロウェイ製 シャフトは『使い慣れ』を重視【勝者のギア】
- いざ全英へ! 岩井明愛はアイアンの構成を検討中 “聖地”に挑む国内選手たちのクラブ対策は?
- 近づくツアー3勝目 堀琴音に芽生えた優勝への自信
- 「これだけやったら優勝するよね」“ゴルフ漬け”で得た自信 河本結が涙の復活V
JLPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |