昨年9月に行われた「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でメジャー初優勝を飾った神谷そらは8日、都内のコニカミノルタ貸し切りプラネタリウム『あなただけの星空ドーム』を訪問。楽しいひと時を過ごした。
同大会を制したことにより、大会特別協賛を務めたコニカミノルタ株式会社から貸し切りプラネタリウムの利用券が贈呈されていた。神谷は養護施設(新宿作業所、板橋福祉工場、ボランティア)の30人を招待。千代田区有楽町に位置する『コニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1』でプラネタリウムを鑑賞し、トークセッションを開催した。
日本女子プロゴルフ協会を通じ、イベントの開催を報告。「今回このようなイベントを開催できて本当に良かったです。プラネタリウムの星空もすごく奇麗でした。招待させていただいた方たちと交流することができて、楽しかったと言ってもらえたのでうれしかった。昨年の選手権で優勝できなければ、このような時間はなかったので、改めて優勝できて良かったと思えた時間でした」とコメントした。
2022年の最終プロテストでトップ合格。ルーキーイヤーだった昨年は8試合目の「フジサンケイレディス」で初優勝を遂げると、勢いそのままにメジャーチャンピオンに輝いた。ドライビングディスタンスはツアー史上最長の260.82ヤードを記録。2年目のシーズンも活躍が期待されている。
「今年の目標は、プロ2年目でもしっかり優勝を挙げることです。将来の夢がアメリカツアーに出ることなので、そこに向けた準備もしていきたいと思っています。今年は海外メジャーの予選会にも挑戦したいと考えています」
今年からは選手権の冠が『ソニー』に代わり、「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」(9月5~8日)として開催。毎年コースが持ち回りで開催されるが、タイトル防衛を目指す今年は沖縄県のかねひで喜瀬CCで行われる。
「選手権は9月開催なのでまだ先ですが、連覇できるチャンスがあるのは私だけなので、コースは違いますが、連覇できるように頑張りたいです。私の持ち味は攻めのゴルフなので、そこを最後まで貫いて、自分らしいプレーを1年間通してできたらいいなと思います」。“そら”に輝く星に誓いを立てた20歳は、さらなる飛躍に意気込んだ。