2024年の国内女子ツアーが2月29日にいよいよ開幕する。昨年は多くの若手たちが実力を発揮してシードをつかみとったが、ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【桑木志帆・21歳】。
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悔しさを糧に急成長 “最強の未勝利選手”桑木志帆【初シード選手紹介】
ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【桑木志帆・21歳】。
配信日時:2024年1月29日 02時30分
2024年の国内女子ツアーが2月29日にいよいよ開幕する。昨年は多くの若手たちが実力を発揮してシードをつかみとったが、ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【桑木志帆・21歳】。
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ルーキーイヤーの2022年にトップ10入りを2度記録。シード入りは目前に迫っていたが、終盤戦での失速が響いた。最終的にメルセデス・ランキングは51位(シード入りは50位)。わずか3ポイント差でシード権を逃し、唇をかんだ。
その悔しさを糧に急成長した。昨年は前半戦から優勝争いに絡み続け、トップ10入りは2ケタの10回を記録した。プレーオフで櫻井心那に競り負けるなど初優勝こそならなかったが、メルセデス・ランキング10位で初シードを獲得。次世代を担うホープとして大きな存在感を示した。
飛躍はスタッツにも表れている。パーオン率(68.06%→70.22%)、リカバリー率(62.66%→66.07%)の向上によって、ピンを攻める攻撃的なゴルフを展開した。バーディは前年の331個から大幅に増加して409個。それに比例して平均ストロークは全体15位の70.8904と素晴らしい数字を残した。
昨季のメルセデス・ランキングトップ10のうち、ツアー未勝利選手はこの桑木だけ。『いつ勝ってもおかしくない』。このフレーズが使われなくなる日も近い。
【2023シーズンの主要スタッツ】
・平均ストローク:70.89(15位)
・パーオン率:70.22%(24位)
・平均パット数:1.78回(20位)
・ドライビングディスタンス:239.46ヤード(44位)
・フェアウェイキープ率:70.62%(20位)
・リカバリー率:66.07%(16位)
■桑木志帆(くわき・しほ)
2003年1月29日生まれ。岡山県出身、倉敷芸術科学大学在学中。4歳からゴルフを始め、2018年「中国女子アマ」など多くのジュニアタイトルを獲得した。2021年のプロテストに合格。23年にはトップ10入り10回を記録して、メルセデス・ランキング10位と飛躍した。身長164cm。岡山御津CC所属。
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