8日、千葉県のPGM総成ゴルフクラブで本間ゴルフ主催のイベント「TEAM HONMA ラウンドコンペ」が行われ、同社契約プロ8名が参加。選手たちとのラウンドのほか、日本ツアーを引退するイ・ボミ(韓国)のトークショーやパターレッスンなどが行われた。
イベントには、2013年から契約するボミを筆頭に、葭葉ルミ、金澤志奈、蛭田みな美、後藤未有、林菜乃子、吉川桃、男子プロの小林伸太郎が参加。各組2人~3人のプロと1ホールずつラウンドし、ラウンド後は個別のパターレッスン会やボミのトークショーなど大盛況だった。
ラウンド終了後、ボミは今日の感想を聞かれると、「13年間愛されたことはすごく感謝していますし、今日もすごく楽しい一日でした」と一言。続けて「皆さんから『もう日本来ないの?』とたくさん言われました。もう会えないって思っているかもしれませんが、これからもたくさん日本で仕事します!」と、これからも日本で“キャンディ・スマイル”を見られるようだ。
日本ツアーでのラストマッチを終えて1カ月ほど経ったボミだが「12月が(イベントが多くあり)選手として忙しい時期なので、まだツアープロだなって感じます」と、昨年と変わらない日々を過ごしている。
しかし、「やっぱり1月になったら、私(の日本でのツアープロ生活が)本当に終わったなと思うと思います」という。1月以降の予定は「お母さんとベトナムにゴルフ旅行に行く予定だし、2月には家族とアメリカに旅行に行ってみようかなという予定があります。全部ゴルフの予定が入っているけど、試合のためじゃなくて、本当にプライベートなのでみんなと楽しく過ごしたい」と、これまでの忙しい日々から一転、家族とゆっくり過ごす時間に充てるという。
また、「韓国ツアーも出ない予定です。もうちょっと試合は休んで、体作ってゴルフしたいという気持ちになったときに、また挑戦したい」と、基本的にリフレッシュの年となる。トークショーでは「自由な時間ができたから、ゆっくりしして。ゆっくりしてからですが、子どももほしいです」と、胸の内を明かしていた。
最後に13年からともに戦った本間ゴルフについて聞かれると、「酒田工場で『こういうクラブが欲しいです』って言ったらすぐクラブを持ってきてくれて。試合中でも『こういうクラブが欲しいです』って言ったらすぐ(クラブが)来た。それがあったからずっと長く(ツアーで戦うことが)できたと思います。私のスイングを全部スタッフさんみんな分かっていて、そういうクラブを作ってくださった。あと、私本当に(クラブの)顔が大事なんですけど、私の大好きなものを作ってくださって、楽しくゴルフできたと思います。ありがとうございます」と、感謝の気持ちを述べ、会を締め括った。