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原英莉花が第3R後にクラブ微調整 「遠いほうがつかまるんです」 5Iの鉛をトウ側に移動の“逆セオリー”

原英莉花が2度目となる日本一へ。最終日は1打差逃げ切りを図る。3日目終了後は微調整も。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年10月1日 09時00分

鉛の位置をX縫製する原英莉花
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<日本女子オープン 3日目◇30日◇芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県)◇6528ヤード・パー72>

首位と3打差の2位タイから出た原英莉花は、最終組で6バーディ・2ボギーの「68」でラウンド。トータル11アンダーまで伸ばして単独首位に立った。今季初優勝、2020年以来の大会2勝目に向けて、ホールアウト後は練習場へ直行。ほかの選手は引き上げるなかでも、日が暮れるまで打撃練習場と練習グリーンで最終調整を行った。

抱擁するエリカとエリカ【写真】

この3日間の成績が表すようにショットでは快音を響かせていたが、5番アイアンを気にしていた。「今日はちょっと右に行くことが多くて…」。クラブのつかまりをよくするためにバックフェースに張っている鉛を「ちょっとだけ」とミリ単位でずらした。

つかまりをよくするというと、ヒール側に張って重心距離を短くするように思われるが、「私の場合は、遠くにしたほうがつかまりはよくなるんです」と自らの手で鉛をトウ側にズラし、球筋もイメージ通りになった。

打撃練習を終えると練習グリーンでもしっかりボールを転がす。距離違いの6カ所から入れる練習や、「バーディパットを意識して」という3~4メートルほどの距離を沈めるまで帰らないルーティンもこなした。

第3ラウンドは、「奇跡」という22メートルのバーディパットを沈めるなど長い距離のパットを何度も決めた。「運がよかった感じですね。スムーズにストロークができていたのでいい転がりで吸い込まれていくような感覚がありました」と首位奪取の要因を話した。

前日は右に押し出すなどストロークに違和感はあったが、フェースを開閉するイメージでストロークを修正。「いい具合に真っすぐ転がってくれました。スライスラインが結構入ってくれました」とラウンド後の練習が実った。土曜日のラウンド後の数ミリずらした微調整と日課のルーティンをこなした成果を今季初優勝につなげたい。

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