17日(月)、都内で日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が「定時社員総会」を開催。そこで小林浩美会長の再任が承認された。任期は2027年3月までの2年間となる。
小林会長は11年に会長に就任。「私達は会員の皆様と一緒に、女子プロゴルフ界の成長と発展、その気持ちでやってきています。23年度も過去最高の黒字化を達成し、24年度においても営業利益、総売り上げを達成しました。多くの方々が支えていただいていることに非常に感謝しております」とこれまでを振り返った。
今後のビジョンについては「目指すはPGAツアー」を掲げる。「遥か遠い夢だし、やるべきことはたくさんある。選手が頑張り、さらに応援してもらい、いろんな形で世の中により良い形で発信し、女子ゴルフを応援していただけるような取り組みをしていきたい」と小林会長は話す。
その実現のためにも、今後はトーナメント事業だけではなく、レッスン事業などにもさらなる力を注ぐ。「ファンエンゲージメント(密接な関係性)にさらに力を入れていきたい」。スポンサーや関係者、そしてツアー会場に来場するファンとの関係性を強くしていく意思を示した。
試合配信に関しては、今年からU-NEXTと5年契約を締結。「インターネット配信映像においては、映像のクオリティを上げるべく、今年はトラックマンを導入して、スポーツ団体ならではのデータを駆使した映像作りというところを頑張っていきます」。こうしたうえで、緻密で迫力のある中継を目指していく。