ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。オリンピックが始まり、ゴルフ競技は男子が終了。激戦の末、松山英樹選手が銅メダルを獲得し、中島啓太選手は49位タイと言う結果でした。今週は笹生優花選手、山下美夢有選手が出場する女子のプレーが見られるので楽しみです。
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コツコツ続ける体づくり~プリっとしたお尻が戻って来た⁉~【原田香里のゴルフ未来会議】
継続は力なり。今週は、トレーニングの重要性について話す。
配信日時:2024年8月7日 02時30分
ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。オリンピックが始まり、ゴルフ競技は男子が終了。激戦の末、松山英樹選手が銅メダルを獲得し、中島啓太選手は49位タイと言う結果でした。今週は笹生優花選手、山下美夢有選手が出場する女子のプレーが見られるので楽しみです。
オリンピックについては、女子が終わってからまとめてお話することにして、今週は私自身のお話を少ししたいと思います。ツアーの第一線にいた頃は、オフのトレーニング、練習はもちろんのこと、シーズン中も毎週月曜日にはトレーニングと身体のケアを行っていました。試合中は、スタート時間にもよりますが朝か夕方に軽くランニングをし、適度に筋トレをしていました。ただ、2011年を最後にツアーから離れ、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の理事としての仕事に集中していた間は、ゴルフをする機会もエンジョイゴルファーのみなさんより少ないくらいでした。
以前にもお話したことがありますが、仕事で全国のゴルフ場に行く回数は多くても、プレーの機会はとても少なかったのです。コロナ禍の2021年3月に理事を離れた後、日本女子プロゴルフ選手権やレジェンズツアーに出場するようになり、改めて身体づくりをするようになりました。とはいっても、私は当時54歳。現在は57歳になりました。同世代の方、年上の方はわかってくださると思うのですが、若い頃のようにトレーニングをしたからと言ってすぐに筋肉がついたりはしません。体力も落ちています。
まずは現状を維持することから始め、地道にコツコツとトレーニングを継続するしかないのです。目標としているのは、下半身でスイングできる体づくり。下半身と腹筋がしっかりしないと上半身に変に力が入ってしまいます。そうするとスイングの芯がブレてしまい、しっかりと振り切れないのです。現在は毎日腹筋100回がノルマになっています。いろいろな形の腹筋運動を組み合わせながら行っています。実は、もう少し前から続けていたのですが、ちょっとサボった所てきめんにスイングの芯がブレた感じになりました。やはり、継続は力なり。手を抜いてはいけませんね(笑)。
そういえば、若い頃から見ていただいているトレーナーさんに、理事時代「お尻がペチャーンとしちゃいましたね」と言われたことを思い出します。アスリートのお尻はとても大切です。自分の後ろ姿を気にすることなく過ごしていたので少しショックでしたね(笑)。プリっとしたお尻が理想なのに…。ただ、理事を辞めた後、コツコツトレーニングを続けていたら、この間「ちょっと戻ってきましたよ」と言われてうれしくなりました。筋肉がつくスピードはゆっくり、ゆっくりになりますが、それでも続けていれば効果はあるものです。暑さに負けず、続けたいと思います。皆様もご自愛ください。
■原田香里(はらだ・かおり)
1966年10月27日生まれ、山口県出身。名門・日大ゴルフ部で腕を磨き1989年のプロテストに合格。92年の「ミズノオープンレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝。93年には「日本女子プロゴルフ選手権大会」、「JLPGA明治乳業カップ年度最優秀女子プロ決定戦」勝利で公式戦2冠を達成。通算7勝。その後は日本女子プロゴルフ協会の運営に尽力し21年3月まで理事を務めた。
原田香里のゴルフ未来会議
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