<Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント 2日目◇16日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)◇6456ヤード・パー72>
首位と5打差の17位から出たプロ3年目の竹田麗央が、6バーディ・1ボギーの「67」で回り、トータル7アンダーで首位タイに躍り出た。初優勝を狙う最終日は最終組で、前週の「明治安田レディスヨコハマタイヤゴルフ」と同じ鈴木愛、小祝さくらとのラウンド。最終日最終組の組み合わせが2週連続で同じなのは、詳細な記録が残る2002年以降では初めてだけに、前週の敗者はリベンジに力が入る。
ゴルフ大国・熊本の復権を! 竹田麗央が2週連続最終日最終組から初優勝に挑戦
17位タイから出た竹田麗央がスコアを5つ伸ばす好ラウンド。一気に首位タイへ躍り出た。
配信日時:2024年3月16日 09時28分
<Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント 2日目◇16日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)◇6456ヤード・パー72>
首位と5打差の17位から出たプロ3年目の竹田麗央が、6バーディ・1ボギーの「67」で回り、トータル7アンダーで首位タイに躍り出た。初優勝を狙う最終日は最終組で、前週の「明治安田レディスヨコハマタイヤゴルフ」と同じ鈴木愛、小祝さくらとのラウンド。最終日最終組の組み合わせが2週連続で同じなのは、詳細な記録が残る2002年以降では初めてだけに、前週の敗者はリベンジに力が入る。
「先週の反省点は最終日に伸ばせなかったこと。今週は初日から気持ちを切り替えてやっている。早く勝ちたいという気持ちはずっと変わらない。頑張るだけです」
2日間のドライビングディスタンスは平均263.667ヤードで1位。飛距離を武器に4つのパー5のうち3つでバーディーを奪った。490ヤードの1番は3メートル、2打目をグリーン右ラフまで運んだ13番も3メートルを沈めた。レイアップを選択した16番は残り80ヤードの3打目をピンそば1メートルにピタリと寄せる。
「飛距離では負けたくないと思っている」。最終日の9番ホールにはドライビングディスタンス賞(飛距離×1000Vポイント)が設けられている。300ヤードを飛ばせば30万Vポイントをゲット。初優勝への最大の武器ともなる飛距離にこだわる20歳の飛ばし屋は、No.1の称号を誰にも渡すつもりはない。
レジェンドの岡本綾子と同じ4月2日が誕生日。21歳になる前の初Vを直近の目標に掲げているが、「早く勝ちたい」の思いには別の理由もある。1988年のツアー制度施行前も含め、出身地の熊本の都道府県別の勝利数は断トツの146勝。88年以降は優勝できないシーズンはなかったが、その連勝記録が昨年ついに途切れた。
「熊本に帰るとそのことをよく言われました。熊本の方はゴルフが大好きだし、ゴルフに厳しい。今年は絶対に勝ちたいし、新しい歴史を作っていきたい」
叔母は2度の賞金女王に輝いたツアー通算18勝の平瀬真由美。熊本のゴルフファンの熱い期待を受け、初の首位から今度こその頂点を全力で取りにいく。(文・臼杵孝志)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント
Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメントのニュース
- Vポイント×ENEOS 華やかな女子プロのウェアを徹底紹介【編集部ファッションチェック】
- 鈴木愛が連勝で大台到達! シャフトもヘッドもPINGの14本に変更なし【勝者のギア】
- シン・鈴木愛で3度目の2週連続Vと通算20勝を達成 初めて明かした夢が永久シードへの“ある”モチベーション
- 「練習していつかは勝ちたい」 小祝さくらは3度目のプレーオフも無念のV逸
- 2週連続最終日最終組から5位止まり 20歳・竹田麗央が浴びた優勝争いの洗礼
JLPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |