<日本女子オープン 初日◇28日◇芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県)◇6528ヤード・パー72>
現在の肩書は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の『ティーチングプロフェッショナル資格 A級』。予選会を勝ち抜き出場権を得た23歳の古家翔香(ふるや・しょうか)が、日本一の女子ゴルファーの称号を争う大会で選手として奮闘している。
「将来が不安」でティーチングプロ資格も取得 最終プロテスト控える23歳の古家翔香が女子OPで好発進
ティーチングの資格を持つ古家翔香が好発進を決めた。プロテストの受験中。上位を目指して第2ラウンドに入る。
配信日時:2023年9月29日 04時12分
<日本女子オープン 初日◇28日◇芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県)◇6528ヤード・パー72>
現在の肩書は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の『ティーチングプロフェッショナル資格 A級』。予選会を勝ち抜き出場権を得た23歳の古家翔香(ふるや・しょうか)が、日本一の女子ゴルファーの称号を争う大会で選手として奮闘している。
もともとはツアープロ志望。東京・代々木高出身で、2018年からJLPGAのプロテストを受けている。しかし過去5度の受験で4度最終まで進んでいるが、いずれも不合格。昨年は1打及ばずと悔しい思いをした。「将来が不安になって…」。そこで2度目のテストの後から、約3年かかるティーチング資格取得にも乗り出し今年会員になった。
「1週間の講習がメインの時もありました」と練習できる時間も、座学、実習に費やす日々。それでも「ツアープロになりたい!」という信念は曲げなかった。今年も9月に広島で行われた2次予選を6位で通過し、10月31日〜11月3日にJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)で開かれる最終行きを決めた。
さらに上位15人に今年のQT1次の出場権が与えられる「JLPGAティーチングプロ競技会」で1位になり、年末にはそれも控えている。「年を重ねたらティーチングをしっかりやっていきたいし、楽しいだろうな」。ただ今は、ひりつく勝負の場に身を置くことを第一に考える。
平均飛距離は230ヤードほどだが、得意クラブは8番アイアンで曲がらないショットが強み。「初日に“あの子いたよね~”で終わらないようにしないと。最後までいられるように。まずはあしたを乗り越えたいですね」。稲見萌寧らと同じ1999年度生まれ。「みなさんすごい上手。でも、そこまでやれるようにしないといけない」と同学年の選手たちの背中も追いかけながら、日本一、プロテスト合格、来季出場権を見つめていく。(文・間宮輝憲)
記事に関連するリーダーボード
関連記事
日本女子オープン
日本女子オープンのニュース
- 契約フリーで初勝利の原英莉花 でもアイアンだけは5勝すべてがミズノ製【勝者のギア】
- 原英莉花が毎年ボールに刻み込んでいる“想い” 今年は『readiness』…その意味は?
- 女子OPは“黄金世代のための大会”に? 原英莉花V2により5年連続で同世代が日本一に
- ジャンボが拗ねた? 原英莉花が“衝撃告白”「口をきいてもらってません」 でも優勝後には温かい祝福が…
- 「ずっと、こっちゃんを見ていました」 今季ベストの3位・木村彩子は同組選手から好イメージでショット復調
JLPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |